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小泉純一郎首相は7日夜、靖国神社参拝を宗教的活動と認定、違憲とした福岡地裁判決に改めて疑問を示しながらも「個人的な信条に基づく参拝だから私的な参拝と言ってもいいんですかね」と述べ、私的参拝との認識を初めて表明した。首相は01年8月の参拝以来「首相である小泉純一郎の参拝」と繰り返し述べ、公私の区別を特定しなかったが、違憲判決を受け政府見解に沿った表現に修正したとみられる。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は「なぜ憲法違反かわからない」と判決を批判しながら、「私的参拝でいいのか」との記者団の質問に「そうですよ。私人、小泉純一郎が参拝している」と肯定した。ただ判決で指摘された「内閣総理大臣」との記帳など参拝方式については「なぜ改めなければならないのか」と見直しを否定した。
また、福田康夫官房長官は同日午後の記者会見で「判決自身は国の勝訴だが、憲法に違反するという指摘はまことに遺憾」としたうえで、首相参拝について「公人である小泉首相が私的な個人的な気持ちを込めて参拝した」と私的参拝を強調、今後の他の裁判で理解を求める考えを示した。また、福田長官の私的懇談会が02年12月に提言した戦没者らの国立追悼施設の設置について「国民的な合意が必要だ。今はその時期にあらず」と述べ、検討は時期尚早との見解を明確にした。判決への対応については「国の勝訴だから控訴はできない」と述べ、控訴は不可能と認めた。
毎日新聞 2004年4月7日 20時58分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040408k0000m010077000c.html