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(回答先: 自己責任ってなに? 投稿者 現在無色 日時 2004 年 4 月 17 日 07:55:56)
国というのは相互扶助、つまり困った時にお互いに助け合うために存在します。
政府として自国民を助けるということは当たり前であり、そして政府機関の人間が災難に遭った人間に自己責任などと絶対に口にするべきではありません。ましてやあの3人は物見遊山などではなくジャーナリストとボランティアなのです。
また救助不要の負担を被害者に求めるなど愚劣の極みです。
このようなことが起こったときに税金という形で薄く広く皆で負担することでリスクを軽減するというのが国というものだからです。
「危険な場所に行くべきではない」という論法もありますが、
危険な場所だからこそジャーナリストやボランティアは行く必要があり、
彼らは誰かが追うべきリスクを負ってくれている存在なのです。
もし戦地や危険な場所からジャーナリストやボランティアがいなくなったら世界はどうなると思いますか?
したがってパウエル氏のあの発言(誇りに思うべき)はおだてでもなんでもなくごく当たり前の感覚です。
今回の件で思ったのですが、日本人は政府の役割及び戦地におけるジャーナリストやボランティアの重要性を理解できてないのではないのでしょうか?
大義や信義のためにリスクを負ってでも行動することに対する最低限の敬意すら持てず、「余計な迷惑をかけて・・・」としか言えない狭量さ。
はっきりいって今回の件ほど日本人が幼稚で情けないと思った事はありません。