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(回答先: Re: ひとこと言い忘れた。『ホロコースト』は「金のなる木」。だから否定する者を攻撃する。 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 3 月 02 日 13:33:03)
『ホロコースト』は超巨悪のプロパガンダ:私も「無かった」と断定します
長壁さんへ。レスありがとうございます。
「思慮深い情報」というお言葉がちょっと意味不明ですが、もしそれが「ユダヤ人」に対する「思慮」という意味なら確かにそうかもしれません。私の知り合いにも消して金持ちとはいえない東欧系のユダヤ人がいますし、彼らは決してイスラエルに近づこうとしません。シオニストが何かうすうす知っているからです。もしシオニストのために彼らが非難されるとしたら、不条理としか言いようがありません。
私は「ガス室があったか無かったか」という議論には、今は加わりません。私自身が自ら膨大な資料をめくり、体を動かし、さまざまな知恵や意見を参考にし、自らの頭でしっかりと筋道を立ててから後でなければ、無責任だ、と思うからです。
ただ、議論というものは、いくつかの間違いない事実――決して、最初は『600万人』と言っていたものがいつの間にか『400万人』になり『150万人』になりもっと減っていく、少女が自ら書いたはずの「日記」が当時は無かったはずのボールペンでかかれていた、といったような、いいかげんな『事実』ではなく――「敵」も「味方」も認める間違いようの無い事実から出発すべきでしょう。イスラエルに関しては、建国以来犯し続けている数多くのアラブ人虐殺と生活破壊、土地と水の略奪、アメリカの庇護の元で犯し続ける公然たる国際法違反、現在のシオニストどもが何を根拠に何を行っているのか、これらは何人たりとも反論の余地の無い(「解釈」の余地はあるでしょうが)事実です。
もちろんナチス・ドイツはユダヤ人を大量に虐殺しました。これは明白な事実でしょう。例え600万人が60万人であっても6万人であっても、全く弁護の余地の無い人非人の行為です。しかし同時にナチス・ドイツは約2000万人のソ連人(軍人1300万人、民間人700万人)、500万人以上のポーランド人(軍人12万人、民間人530万人)を虐殺した、と言われます。人間の命が等価なら、もしユダヤ人だけが強調されるとしたら、それはあからさまなナチス並みの人種主義でしょう。
しかも、一度自分が「被害者」であると認定されたら後はどれほど加害者になっても許される、このような思い上がりの土台が『ホロコースト』です。明らかな政治プロパガンダであり、情報操作であり、恫喝の手段であり、利益誘導の道具です。そのために「ジェノサイド」ではなくわざわざ『ホロコースト』という言葉を使って、特別の意味を持たせているのです。その強烈な幻想でこの50年以上世界を翻弄しているのです。ですから私も「『ホロコースト』は無かった」と断定いたします。
『ホロコースト』を理由に、現在イスラエルが行っている悪事のさまざまを、ほんのわずかでも甘く見るとすれば、それは単なる知的怠惰にすぎません。あるいはもう「宗教」です。「ホロコースト教」とでもいうような。もしそうであれば、私は宗教は嫌いですから話の余地は無いでしょう。
もしあなたが木村さんの「無視」に反発をお感じになるのなら、時間をかけてでも良いですから、どうか木村さんの翻訳された「偽イスラエル政治神話」と著作の「アウシュビッツの争点」を始めから最後までじっくりとお読みください。さらにイスラエルが「建国」以来パレスチナで行ってきたことをお調べください。Yahooの検索でいくらでも作業できるでしょう。そのうえで、もう一度、一つ一つの事柄に関して、態度をお決めいただけませんか。
「偽イスラエル政治神話」
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html
「アウシュビッツの争点」
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus.html
あなたが「宗教」に取り付かれていないと思うからこそ、一生を「知的怠惰」でお過ごしにならないことをお勧めします。