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(回答先: 6カ国協議:北朝鮮核放棄で作業部会設置へ [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 27 日 01:24:57)
北朝鮮核問題を巡る第2回6カ国協議2日目の26日、米国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を始めとする参加国は、互いに異見を論じ合うよりは共通分母を探すことに注力した。
昨年8月の第1回6カ国協議の時と違い、今回は共同文書(Joint Statement)を作成することに共感する意志が形成されているためだ。
▲韓・中、共同文書を積極的に推進=中国は外交的成果を意識し、共同文書作成に全力を傾注している。とりわけ第1回6カ国協議後、中国が発表した「議長声明」が外交交渉の文書として格が低いという批判が強かった点を意識している。
6カ国の次席代表が主軸となって作成している共同文書草案には、北朝鮮の完全なる核廃棄と北朝鮮の安全保障への懸念解消および北朝鮮に対する相応の措置、北朝鮮核問題の平和的解決、6カ国協議の継続などが含まれることがわかった。
しかし、こうした項目を具体的にどのような表現で盛り込むかについての折衝が続いた。争点の高濃縮ウランによる核計画の場合、米朝間の立場が全く対立しており、北朝鮮の核廃棄と北朝鮮への安全保障についても米国と北朝鮮の見解が平行線をたどっている。
これにより中国と韓国は高濃縮ウラン計画など敏感な事案は創設を推進中である実務グループに任せ、共同文書では「懸案」などの曖昧な単語を使用し柔軟性を発揮するものと伝えられた。
そのため、共同文書は北朝鮮が嫌がる部分は最小化し、6カ国協議の継続など共通分母を盛り込んだ、低い水準の文書になる可能性も排除できない。
▲米国と北朝鮮、依然として距離は埋まらず=北朝鮮は前日、基調演説の時間を通じ、高濃縮ウラン計画を全面否認し、リビアのような核廃棄方式も拒否したが、この日も同じ立場を取ったと某参席者が伝えた。
某参席者は「この協議は休むことができないのでは」と話し、依然として米朝間の対立が続いていることを示唆した。
ただ、北朝鮮はこの日の協議で第1回6カ国協議の時のように声を荒げる代わりに、米国の主張に対し静聴する姿勢を見せたという。米国はこの日の協議で北朝鮮が核を廃棄する場合、インセンティブがあることを強調した。
北京=李河遠(イ・ハウォン)記者 may2@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/26/20040226000077.html