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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000170-kyodo-int
【北京21日共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、論評で「米国の侵略戦争の危険性が現実化している状況で(実験用)黒鉛減速炉による核活動の用途を変更し、自衛的な核抑止力を保有するようになった」とした上で、「核抑止力はわれわれの科学者、技術者によって開発、完成された」と強調した。
米国が情報開示と放棄を求めるウラン濃縮による核開発計画については「何の根拠もない低劣な虚偽宣伝にすぎない」と、計画の存在をあらためて否定した。
北朝鮮は1月に訪朝した米国の核専門家らの訪問団に「核抑止力を見せた」と主張したが、「完成」や「保有」を表明したのは初めて。「核抑止力」はプルトニウム型の核兵器を指すとみられるが、具体的な言及はなかった。第2回6カ国協議を前に、米国の譲歩を引き出す狙いとみられる。(共同通信)
[2月21日21時34分更新]
北朝鮮「核抑止力は完成された」…朝鮮中央通信が論評
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000211-yom-int
【ソウル=豊浦潤一】北朝鮮の朝鮮中央通信は21日に伝えた論評で、「黒鉛減速炉による核動力工業の用途を変更し、自衛的な核抑止力を保有することになった」とした上で、「この核抑止力は、我々の科学者、技術者によって開発、完成されたもの」と強調した。
「核抑止力」について北朝鮮はこれまで、「強化する」「公開する」などとしてきたが、「完成された」としたのは初めて。
25日から北京で始まる第2回6か国協議に向け、プルトニウム型核兵器の完成を示唆し、「核カード」の交渉力を高める狙いと見られる。論評は、高濃縮ウランによる核開発については、「何の根拠もない拙劣なデマ」と改めて否定し、この問題を追及する構えの米国をけん制した。(読売新聞)
[2月21日20時10分更新]