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(回答先: プロディ、欧州の反ユダヤ主義に厳しく対処するようにEUに求める(エル・パイス):ユダヤ(シオニスト)の脅迫で? 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 2 月 21 日 07:46:09)
バルセロナより愛を込めて様、
初めまして、いつも数々の力作のご投稿を拝見いたしており、敬服いたしております。
時間の関係で手短に申し上げますが:
ユーロ導入時、イタリアでは物価のコントロールに完全に失敗しており、
一般家庭の世帯収入の増加は殆どなく失業率は上がるばかりの景気の中で
食品や生活必需品を含む大部分の物価が、導入と同時に垂直にハネあがりました。
靴、服飾品などではユーロ導入直前の物価と較べて価格が200%などという品目も多いそうです。
ベルルスコーニはその責任を全面的にプローディに押し付ける主旨の演説を繰り返し行うほか、
2003年中から始まって、2004年1月下旬のアウシュヴィッツ捕虜収容所被収容者の
ソヴィエト軍による解放の記念日を最高潮として
国を挙げてのアンティ・セミティズム糾弾キャンペーンを傘下のメディアをフル稼働して打ちまして、
それは現在も続いているとのこと。
EUへのイスラエルとパレスチナの参入が取り沙汰されていますが、
イタリア国内ではそれに関しては報道管制が敷かれている模様。
ベルルスコーニはEUにイスラエルが送り込んだエージェントであるとの感をあたくしは強めております。
尚、当然イタリア国内では、野党が
『ユーロ導入後のヨーロッパで物価高騰に苦しむのはイタリアだけである。
ユーロは欧州圏内の全ての国にあるからして、ユーロが我々の苦境の原因ではない。
むしろ、イタリアの我々しか持たないベルルスコーニとトレモンティの存在こそが原因であると疑うべき』
と反論しています。