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(回答先: ニッポン外交大丈夫? 専門家はかやの外、まずイラク派遣ありき 御用学者佐々木良昭を重用 [東京新聞] 投稿者 のらくろ 日時 2004 年 2 月 10 日 13:25:25)
アフガニスタンでも武術がらみの阿呆がいました。武術で鍛え直したいのはこんな輩です。
イラク人を鍛える前に、飲んだくれて刃物を振る異常性を、同朋の戸塚ヨットスクールの校長先生にでも海に突き落としてもらって治療してもらうことを提言したい。
それでは、基本となるべき在外公館の情報収集能力はどうなのか。外務省からの委嘱で、研究活動に当たる専門調査員を中東のある国で二年間経験した大学教員は「大使から当時、“そんなに頑張らなくていい。どうせ深い情報は使い道がない”と言われた」と苦笑する。
「結局、報告も本省の専門職員が面白いね、とめくって終わり。例えば、英国やフランスはその情報の利用価値を見抜くけど、日本はそのレベルにない」
かつて湾岸諸国に派遣された出向職員は「数年前、やっと歩き回れるようになったころ、外務省から常に連絡が取れるように、と外出自粛令が出された。さらに驚いたのは現地語ができる大使館員が一、二割しかいなかったこと。結局、地元紙の要約が情報収集の中身だった」と漏らした。
その通りです。とある国で目の当たりにしてきました。せっかくそこにいるのにフィールドワークなどやっておらず、地元紙すら十分分析できていない。それで閣僚の外遊の手配や自分の休暇旅行のスケジューリングに忙しかったりする。中東なら健康管理旅行もつくでしょう。
そのくせ官僚風を吹かせてヒエラルキーのトップにいないと気がすまなくて自分よりはるかに年上の民間企業のそこそこの人間をあごで使ったりするように人間が腐ってきてしまう。
それでいて日本国内ではインテリジェンスの欠如の問題点をこれまた都合よく利用しようとしているふしがあるのがなげかわしいところ。
アメリカのその手の筋とコネがあるとしか思えない元サウジかどこかの大使が研究所なるものをぶちあげ、都合の良いネオコン情報を抜粋し垂れ流しているわけですが、そんな彼はしたり顔で情報機関の設置が必要だと言って、これまた都合のいい人材を具体例としてあげていたりする。
そんな低レベルのインテリジェンスにとって、万能アルカイダ陰謀論は実に便利。
ともあれ日本財団に代表されるようなところが、どんどん良貨を駆逐する状況は外交に限らずあらゆる分野でも指摘出来るでしょう。
日本の本質的な問題を示唆する実に含蓄に富んだ記事だと思います。
■「外交ゲームで日本は能なし」松永助教授は「中東のある国の外交官に『日本に外交ゲームは期待しない。その能力がないから』と言われた」と話す。その外交官氏はこう続けたという。
「困るのはストレートに言っても、その内容すら理解してくれないことだ」
日本に外交などありません。日本の外交リソースはODAくらいしかなくて、その分配、発注所、プロパガンダ機関が外務省、政府系シンクタンクという解釈をしてもらったほうが話が早いでしょう。