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(回答先: 日本はイラクに石油を依存していないのに、国益強調 投稿者 とこしえ 日時 2004 年 2 月 08 日 23:37:55)
とこしえさん こんばんはレスありがとうございます。
将来にお金を投じることを投資といいますね。
日本は、石油輸入国だからこそ、イラクに先行投資したのです。
まだ出ていなくても、今後出ると予測すれば早めに動いたほうがいいのです。
石油公団は、多くの石油が埋蔵の期待があり、イラクの旧施設では満足な作業ができていないと読んでいます。
となると、日本の今の派遣は、イラクを支配する、米英に対する先行投資といえるでしょう。
イラクで多くの権益をもつ、ドイツ、フランス、アメリカ、イギリス、ロシア、中国
はいいのですが、なんの権益も持たない日本が石油輸入国として、コストのかからない
軽質原油の油田を多く持つイラクに先行投資できるのは、三菱商事や三井物産の先見性があるからです。
コストのかからない石油、それはすなわち日本の加工貿易にかかるコストを押し下げる効用があります。
それは日本にとって子々孫々大変有効な先行投資だったと気づくでしょう。
ただこれはあくまでもペイできる事業で国民の懐に多大な影響を与えることなので
戦争をしたという具合にしておかなければ、
理由のわからない、右翼がかっこいいからという具合に騒ぎ立てて、さらに戦地に自衛隊を派遣するということを言い出さないか心配です。
これは、国民の利にかなうことなので、行われたのです。
もちろん、北朝鮮が攻めてきたときの防衛出動という観点で動いている面もあります。
し、サウジアラビアやクウェートに郵便貯金が石油を掘っている採掘権延長のための交渉の点数稼ぎにもなります。
毎日使うビニール製品もコストが下がるのです・・・・
外交上、多くの得点が稼げるのがイラク作戦の最大の特徴です。