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(回答先: 日本の外交的覚醒 大戦の激痛を知らぬ新世代の野心 [Courrier International] 投稿者 のらくろ 日時 2004 年 2 月 07 日 23:47:23)
軍事力というものは、その国にとって最後の手段、「伝家の宝刀」でもある。
チャラチャラ見せびらかすものではないんだ。
湾岸線戦争当時、「日本は金で平和を買った」と非難されて、言い返した事がある。
「あんたとこの国では金は空から降ってくるものかも知れないが、日本では、金って奴は自分の手と足を使って命懸けで稼ぐものだ。
日本が用意した130億ドルは、道で拾ってきた物でも、銀行から盗んできた物でもない。
そしてこの金は、生まれたばかりの赤ん坊から100歳の年寄りまで、国民一人ずつが100ドル出しているのに等しい。あんたは100ドル稼ぐのがどんなに大変なことか知ってるのか?
日本が出した金をどう使うかはアメリカの勝手だが、その札束は一枚一枚が、日本人の血で出来ている。そう思って使って欲しい。
『金で平和を買った』などというのは、働くことの大切さも、金の恐ろしさも知らない人間の言うことだ」
納得したのか、呆れたのか、相手はそれっきり黙ってしまったよ。
卑屈になる必要はない。「日本が拠出した金は、日本人の血で出来ている。それを出して何が悪い!」と堂々としていればいい。
ろくな仕事もせずに国民の税金の上であぐらをかいているだけだから、そんな発想しか出て来ないんだ。
日本の立場を見せつける為に軍事力の誇示が必要だと言うのなら、自衛隊を派遣せずに自分達が鉄砲を担いで行けばいい。一人一人の自衛隊員は、兵隊である前に国民でもある。「1銭5厘の消耗品」でも無いし政治家や役人のオモチャでも無い。
憲法第9条が有ろうと無かろうと、否、軍事力の必要性を知っているからこそ、自衛隊のイラク派遣に反対する。