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(回答先: 日本の外交的覚醒 大戦の激痛を知らぬ新世代の野心 [Courrier International] 投稿者 のらくろ 日時 2004 年 2 月 07 日 23:47:23)
?を取り除いてリライトするとこんな感じかな。
日本の外交的覚醒
経済超大国の構築に専念していた半世紀にわたる平和主義の後、日本は親米派の小泉純一郎首相およびかってないほどに細心なアメリカの牧童の杖[群れに入らない羊に石を投げる仕組みになっている]の推進により、更に積極的な国際的役割を演じるべく野心を燃やしている。
ある外交官は「日本は、政治的・外交的な小人、小切手帳や銀行のように見なされるのは懲りごりです」と主張している。
政界は、戦争経費の20%にもあたる130億ドルを費やしたという気前良さを示したにも関わらず同盟国には非難とは言わないまでも慇懃さ程度でしか受け留められなかった湾岸戦争時(1991)の「屈辱」をこらえることができなかった。
政界の中心では、帝国の軍国主義(1910-45)の時代の苦しみを経験しておらず、悔悟する傾向に乏しく戦後のページをめくるのを求める新世代が責任ある地位につき始めている。
たとえば、共産主義の北朝鮮に対する強硬路線を推奨する小泉の右腕、安倍普三49才や、日本とその軍隊が国際的な危機の解決におい大きな役割を担うことを期待している若いタカ派の1人、防衛庁長官石破茂47才である。
「私達の国は、過去のそれとは完全に異なります。今日、日本軍は民主主義制度に従った法律でコントロールされています」。石破は日本の軍国主義の再現を懸念する者に答える。
この「正常化」の背後には、現在のところは不可欠な経済パートナーであるがその地域内での競争的な照準が日本列島にとっては脅威となる怖れのある中国のますます大きくなりつつある影が浮かび上がっている。
この「正常化」の最も眼に見える表れは、地上軍を急遽派遣したばかりのイラクに対する日本の歴史的関与である。 これは1945年以来初の戦地へ展開の展開である。
政府は今年から、1946年反軍国主義憲法によって制限されている外国における日本兵士の役割を、補助的な力だけではなくするべく合法的に増大させる意向だ。
この憲法は次第に議論の対象となっており、小泉は2007年までの改定に積極的である。日本のある政治評論家は、「平和主義とは翼の中に重りを入れるようなものだ」と評価している。
しかしイラクは、東京の新しい野心を誇示する唯一の領域でも、最も重要な領域でもない。この派兵は十分に象徴的なものでしかなく、そこには東京の新しい野心がはっきりと見てとれるのだ。