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(回答先: Re: やはりジャップの黄色いリボン運動はアメリカの西部侵略の間抜けな猿真似であった。 投稿者 ×× 日時 2004 年 2 月 06 日 15:15:13)
黄色いハンカチの原作者は、アメリカ人ピート・ハミルです。
米でリメーク「幸福の黄色いハンカチ」
山田洋次監督、高倉健主演でヒットした名作映画「幸福の黄色いハンカチ」が米国でリメークされることが二十七日、分かった。
製作の松竹と再映画化権の契約を結んだのは、アカデミー受賞歴のある米プロデューサー、アーサー・コーン氏。米国の脚本家によるシナリオが完成次第、早ければ来年撮影に入り、二〇〇五年には、公開される予定。スタッフ、キャストはまだ決まっていないという。
「幸福の黄色いハンカチ」は、米作家ピート・ハミル氏の作品を基に昭和五十二年製作。日本アカデミー賞など多くの映画賞に輝いた。北海道を舞台に、刑務所を出た男性(高倉)と、帰りを待つ妻(倍賞千恵子)を軸に描いた物語。
[産経新聞2003年8月28日(木)]
[クローズアップ2003]「9・11」から2年 「対テロ戦争」米に逆風
◆米作家ハミル氏「先制攻撃」戦略は危険
9・11同時多発テロから2年がたつ米国の現状について、ニューヨーク在住の作家でジャーナリストのピート・ハミル氏に聞いた。 【ニューヨーク高橋弘司】
――米国人は9・11テロのトラウマ(心的外傷)に悩んでいるとの指摘があります。
そうは思わない。もっと悪い状況の場所からやってきた彼らはもう危機を乗り切り、将来を見据えている。
――この2年で何が変わりましたか。
人々は革命的ともいえるほど行儀がよくなり、長く続いてきた人種間のあつれきも軽減された。
――ブッシュ政権の対応について。
イラク問題で政治的な混乱が起きている。イラクとアルカイダには何の関係もない。人々はアフガン攻撃は支持した。だが、ブッシュ大統領はアフガン問題を解決しないまま、9・11を利用してイラクに向かったのだ。多くの人たちが、攻撃される前に攻撃するというブッシュ大統領の「先制攻撃ドクトリン」は危険だと考えている。
[毎日新聞2003年9月11日(木)]
[今日のノート]黄色いリボン
ジョン・フォード監督の映画「黄色いリボン」は、西部劇でありながら派手な戦闘場面はない。重きを置いているのは人物描写だ。
この作品のイメージと、七〇年代のヒット曲「幸せの黄色いリボン」に由来して、前線で戦う兵士の無事帰還を願い、家の周囲などに黄色いリボンを飾る習慣が米国で生まれたという。
三年前の同時テロの直後には、世界貿易センタービルに近い通りに、安否の知れない人たちの無事を祈る黄色いリボンが飾られた。
また、阪神大震災の被災地に建てられた仮設住宅の棟を支えるワイヤにも、ある時期、黄色い布きれが結ばれた。夜、頭をぶつけないための目印だったが、人々は淡い幸せの願いを込めて「黄色いリボン」と呼んだというから、この色は国境を超えて願いを託すにふさわしい色なのだろう。
先の曲の詞のもとになったピート・ハミルの小説を原作にして山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」が作られた。高倉健演じる主人公の思いがかない、そのしるしとして、何十もの黄色いハンカチが運動会の万国旗のように風になびくラストシーンが印象に残る。
この映画の舞台になり、イラク派遣部隊の中核となる陸上自衛隊第二師団を抱える北海道で隊員の無事帰還を祈って黄色いハンカチやリボンを身につけようという運動が広がっている。
人道復興支援の任務を受けた隊員たちに相当の敬意をはらい、何事もなく務めあげて戻ってこられることを切に願う。
(朝日 義樹)
[読売新聞2004年2月2日(月)]