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(回答先: 「北」化学兵器、大量保有か/ガス室での処刑生々しく証言 [産経新聞] 投稿者 のらくろ 日時 2004 年 2 月 02 日 16:50:26)
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)当局が、政治犯収容所に収用された政治犯を科学兵器(液体ガス)の実験対象としていることを裏付ける北朝鮮の内部文献が2日、国内の某人権団体により公開された。
被拉・脱北人権連帯(代表:ペ・ジェヒョン)が同日公開した文献は、咸鏡(ハムギョン)北道・会寧(フェリョン)の政治犯収容所(第22号管理所)保衛部が発行した「移管書」で、ここには「上の者を2・8ビナロン連合企業所・日雇2号で必要な、化学兵器・液体ガスの生体実験対象として、相手機関である2・8ビナロン連合企業所・保衛部に移管する」と記されている。
また、移管書の左側には「絶対秘密」という表示があり、実験対象者の氏名や性別、生年月日、出生地、居住地とともに、下の方には「主体91(2002)年2月13日」と、移管日時と作成者の署名がそれぞれ記されており、発給機関である保衛部の職印も押されている。
第22号管理所で警備兵として勤務し、1994年に脱北(北朝鮮を脱出すること)したアン・ミョンチョル(35)さんは、「この文書は、第22号管理所から政治犯を護送する際に使用する文献に間違いない」とし、「第22号管理所近くのチュッキゴルにも生物・化学部隊と推定さ黷體チ別区域が存在した」と証言した。
咸興(ハムフン)中小科学研究所出身の脱北者、キム・ソンギ(仮名)さんは「咸興2・8ビナロン連合企業所内には塩素ガス、PCP、青酸カリなど、毒劇物を扱う軍需用の日雇い職場が存在し、ここは工場内でも特別地域として分離され、厳格な監視を受けていた」と伝えた。
北朝鮮の生物・化学兵器に対する研究は、中央党の直接管理下に第2自然科学院(国防科学院)毒害物研究所(慈江(チャガン)道・江界(カンゲ))で極秘裏に進められ、平安(ピョンアン)南道・平城(ピョンソン)の科学院・生物学研究所でも進められている。生体実験も山奥の秘密地域で進められている可能性が高いと、キムさんは話した。
一方、この文献に押された「朝鮮民主主義人民共和国・国家保衛部第22号管理所」という赤い職印と関連、北朝鮮の情報機関の公式名称が「国家安全保衛部」であるとの点から、韓国の一部情報機関が文献の信憑性に疑問を提起した。
姜哲煥(カン・チョルファン)記者 nkch@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/02/20040202000072.html