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故デイヴィッド・ケリー博士の親友で、米国空軍勤務の女性が、生前の博士の告白を元に自殺説を強く否定
http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/207.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2004 年 1 月 27 日 03:57:00:FnBfYmHiv1JFs
 


●イラク「大量破壊兵器」所持説に否定的な見解を持ち、「手首切り裂き」による不審死
 を遂げた英国のデイヴィッド・ケリー博士の仕事仲間だった米空軍勤務の女性が、
 「ケリー氏は錠剤を呑み込むのが大嫌いだったのに、死体からは20錠もの鎮痛剤の
 服用が見つかり、“森の中で殺されているかもしれない”と予告めいたことを
 語った通りの死にかたをしたし、殺人脅迫をうけていたし、ぜったいに自殺しないと
 告白していた」という証言をして、巷間流布されたケリー自殺説を強く否定しました。


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http://www.femail.co.uk/pages/standard/article.html?in_article_id=206680&in_page_id=2

Dr Kelly 'did not kill himself'
【ケリー博士は「自殺していない」】
26th January 2004

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Kelly: scientist 'knew his job was dangerous'
【ケリー博士は「危ない仕事をしていることを自覚していた」】

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An American confidante of David Kelly has cast doubt on whether his death was suicide.
【デイヴィッド・ケリー博士と秘密を打ち明け合えるほどのアメリカ人の親友が、彼の自殺説について疑いを投げかけてきた。】

Days before Lord Hutton's report into his death is published, Mai Pederson claimed the Government scientist received death threats because of his work in Iraq.
【ケリー博士の死亡原因について調べたハットン卿の報告書が発表される数日前にマーイ・ピーダソン女史が行なった発表によれば、政府に雇われていたこの科学者(ケリー博士)はイラクでの仕事が原因で殺人脅迫を受けていたという。】

She said she was surprised that he had apparently taken 20 painkillers before slashing his wrist in remote woodland - because he had an aversion to swallowing tablets.
【ケリー博士は人家から離れた森のなかで手首を切り裂く前に、鎮痛剤を20錠も飲んでいたと見られる。だがこれを知ってピーダソン女史は愕然としたそうだ。なぜなら生前のケリー博士は錠剤を飲むのが大嫌いだったからだ。】

Mrs Pederson, a United States Air Force translator who worked alongside Dr Kelly in Iraq, refused to give evidence to Lord Hutton's inquiry.
【ピーダソン女史は翻訳者として米国空軍に勤務しているが、イラクではケリー博士と一緒に仕事をした。彼女はハットン卿の調査に証拠品を提供するのを拒否している。】


But in a statement to police she said Dr Kelly had told her he would "never" commit suicide and that he feared he would be found "dead in the woods".
【だが警察に提出した陳述書のなかで、ケリー博士が生前に「わたしは絶対に自殺なんかしない」と語り、「森の中で死体で発見される」ことになるかもしれないと恐れていたことを、彼女は証言した。】

She rebutted speculation that she had been romantically involved with the 59-year-old married father of three, insisting their relationship was more like "brother and sister".
【享年59歳のケリー博士は三人の子供がいる。ピーダソン女史は、そういう人物と恋愛関係にあったのではないか、という噂をぴしゃりとはね除け、「兄妹のような関係だった」と主張している。】

Mrs Pederson told The Mail on Sunday: "I told the police that the fact that he was found dead in the woods was not surprising.
【彼女は『メイル・オン・サンディ』紙にこう語った――「彼は森の中で死体となって発見されたわけですが、これは予想外の出来事だったわけではない、と警察に言いました」。】

"The fact that they said he committed suicide was."
【「むしろ、彼が自殺したという話になっていることのほうが、ありえないことなのですよ。」】

Mrs Pederson, who lives in Alabama, is a member of the Baha'i faith which Dr Kelly joined some years ago.
【ピーダソン女史はアラバマ在住でバハーイー教の信徒である。ケリー博士も数年前にバハーイー教に入信していた。】

She said Dr Kelly told her how his mother had committed suicide and confided: "Good God no, I couldn't imagine ever doing that? I would never do it."
【ケリー博士は彼女に、自分の母親が自殺したときの様子を語って、こんなふうに打ち明けたという――「まったく酷い話さ。だからそんなこと自分がするなんて、到底想像もできない。私はそんなことするなんて絶対にごめんだね」。】

She added: "His job was dangerous. He knew it could cost him his life."
【そして彼女はこう付け加えた――「彼は危険な仕事をしていたんです。命を落としかねない仕事だと、彼もわかっていたんです」。】

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●訳注(研究社リーダーズ英和辞典より)

バハーイー教 《19 世紀中ごろ Bahaullah(バハーウッラー)が起こした宗教; Babism(バーブ教)を発展させたもので, すべての宗教の一体性・人類の平和と統一・偏見の除去・男女の平等などを説く》.

バハーウッラー 《バハーイー教の創始者のイラン人 Mirza Husayn Ali (1817-92) の尊称; 初めシーア派イスラム教徒だったが, Bab の弟子となった》.

バーブ教 《1844 年イランで Bab が起こした宗教; 男女平等・一夫多妻禁止・奴隷売買禁止などを唱えた》.

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