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(回答先: アウシュヴィッツ「強制収容所」の死者数が「900万人」からどんどん減少し「7万3千人」に縮小するまでの経緯 投稿者 passenger 日時 2004 年 1 月 26 日 22:53:12)
焼き直し「ホロコーストの嘘」に関しては、拙訳『偽イスラエル政治神話』を参照されたい。
とりあえず、「“アウシュヴィッツの嘘”は歴史的な事象ではありますが、ナチス・ドイツの暴虐を誇大宣伝する手法はすでに第一次大戦で英国などがドイツに使っていた手口の焼き直しです」とある部分だけについてのみ、以下の拙訳の部分を参照されたい。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html
ナチス〈ホロコースト〉をめぐる真実とは?
イスラエル建国・パレスチナ占領の根拠は?
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-20.html
●人間の脂肪で作った石鹸の場合。この物語は、すでに一九一四〜一八年の戦争で使い古されたデマ宣伝[訳注1]だった。
訳注1:拙著『アウシュヴィッツの争点』一一四頁参照。そこでは、湾岸戦争勃発直後に出たイギリスの雑誌『ニューステイツマン』(91・2・8)の記事を要約紹介したが、一九二八年初版、イギリスの下院議員、アーサー・ポンソンビーの著書『戦時の虚言』には、当時の『ザ・タイムズ』の記事や下院の議事録を検証した一二頁の論文、「死体工場」が収められている。この時は「石鹸」ではなくて、戦死者の死体から取り出した「グリセリン」を、兵器の「潤滑油」に使ったとされていた。この件では、戦後、イギリス下院が、ドイツ首相の主張を受け入れて虚言の経過を認め、政府はドイツに公式謝罪した。「死体工場」の最後に紹介されているアメリカのリッチモンド州の新聞、『タイムズ・ディスパッチ』(25・12・6)の記事の締めくくりには、「つぎの戦争では、プロパガンダが、今度の世界大戦が作り出した最高のものよりも、さらに陰険かつ巧妙になるに違いない」とある。
これまた同じように、今度の“ガス殺人”という話も、一九一六年に、ブルガリアがセルビアに対して使った“ガス殺人”のデマ宣伝の蒸し返しでしかないのである(『ザ・デイリー・テレグラフ』16・3・25&46・6・25)。