現在地 HOME > 掲示板 > 戦争47 > 167.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
反ユダヤ主義:イスラエルがフランスを断罪する
エルサレムにおける報道関係者の会議に提出された統計資料によれば、世界での反ユダヤ主義的な出来事の数は2002年に1979件だったのが2003年には983件に減った。ところがフランスでは、これに反して、この種の出来事は同じ時期に77件から141件に増えている。
イスラエルの権威者たちは、日曜日、再びフランスを指弾した。彼らは、フランスが反ユダヤ主義的攻撃の波を抑止するために法的手段に訴えないことを非難する。イスラエルの高位にある責任者たちは、1月25日の日曜日、フランスは2003年に反ユダヤ主義の事件をもっとも多く起こした国であるとする統計資料を提出した。
「フランスにいるユダヤ人の状況には非常に問題がある。昨年、反ユダヤ主義的な出来事の数は倍増し、また西ヨーロッパにおける反ユダヤ主義的攻撃の47%がフランスで起きている」と、エルサレムでの報道関係者の会議で、イスラエルのディアスポラ(ユダヤ民族の離散)担当大臣であるナタン・チュチャランスキーは言明した。
(後略)
http://www.lemonde.fr/web/imprimer_article/0,1-0@2-3224,36-350439,0.html
◇ イスラエルは自分を何様だと思っているのか。フランスで反ユダヤ主義的な事件が年に141件起こっている、つまり3日に1件以上の割合だが、具体的にどんな事件を指しているのか。ルモンドの記事にも具体的な事例の記述はなく“統計数字”のみだが、ルモンドは、記事の最後で、昨年11月にヨーロッパ連合の市民を対象に『ユーロバロメートル』社が行なった世論調査に触れている。すなわち、イスラエルがイラン、北朝鮮や米国を抜いて、世界の平和にとってもっとも脅威であるとする調査結果である。