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【サマワ=吉形祐司】陸上自衛隊が復興支援活動を予定しているイラク南部のサマワに、「イラク・日本友好協会」が設立された。サマワが抱える諸問題を陸自に伝える一方、隊員の安全確保を市民に徹底させるのが狙いだ。会員は120人に達し、会員証も発行された。
協会設立を呼びかけたのは、サマワ中心部の商店街で貴金属店を経営するアンマール・ヒデルさん(41)。ヒデルさんの発案で、商店街の至るところに陸自や日本人を歓迎する横断幕が掲げられている。「必ずしも治安がよくない中で、イラク人が尊敬する日本人を守りたいと考えた」とヒデルさん。
日本の復興支援計画が伝えられるにつれ、「サマワが抱える諸問題の中で、何を優先すべきか我々から陸自に伝えよう」と、今月12日、コーチを務めるバスケットボールチームのメンバー50人を中心に、友好協会を設立した。
会員証には、日本とイラクの国旗から延びた手が握手をし、その上に平和の象徴であるハトと、協会発足の原動力となったバスケットのゴールとボールのイラストが描かれている。近く選挙を実施して正式な会長を選出する。
ヒデルさんは「自衛隊の隊長による説明会を設けたい。日本はイラクと同じ敗戦を味わい、イラク人は広島や長崎の経験にも同情している。日本だからこそ、多くの市民の協力が得られる」と話している。
(2004/1/19/14:34 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040119i207.htm