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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040118k0000m030075000c.html
英国軍曹の遺言:
イラクで戦死 テープに「装備ない」
【ロンドン山科武司】「(防弾ジャケットなど)まともな装備なしに戦争に行く」。イラク戦争中、味方の誤射で死亡した英軍下士官が、開戦1日前にこのような不満をテープに吹き込んでいた。事実を知った妻はテープを公開し、フーン国防相を「辞任が国のためだ」と激しく非難した。
英紙によると、英軍戦車連隊所属の軍曹(33)は開戦3日目の昨年3月24日、バスラ近郊で戦車搭乗中、胸に被弾し死亡した。開戦前、防弾ジャケットを歩兵に回すよう指示されていたという。
軍曹は生前、妻(32)宛てのメッセージを録音しており、英議会が14日に公開。開戦2日前の3月21日「装備はまだ来ない。まともな装備なしに戦争するなんてがっかり」「後悔している。この言葉が一番ぴったり」と語っていた。
議会でフーン国防相は一部の部隊に装備が足りなかった事実を認め、真相究明を約束。16日朝のラジオ番組でも遺族に謝罪したが、辞任は拒否。監査局の報告書装備不足は認めたものの「作戦遂行に影響なし」と結論付けている。
[毎日新聞1月17日] ( 2004-01-17-22:37 )