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今度はミサイル報道が根拠 会見廃止問題、迷走続く
防衛庁の陸海空各幕僚長らの定例記者会見廃止問題をめぐり、同庁の石破茂長官は16日の記者会見で、昨年の北朝鮮のミサイル発射をめぐる報道などに言及。廃止の新たな理由として、過去の報道の混乱を挙げた。
同庁は、会見廃止の理由として当初、記者側の質問が少ないことなどを主張。しかし、具体的な裏付けを欠いており、廃止の根拠をめぐり迷走が続いている。
石破長官は「日本海に向けた(対艦)ミサイルと日本に向けた弾道ミサイルは全く違う。混乱ない形で伝えるのは極めて重要」と述べ、北朝鮮が昨年、日本海に向けて発射した対艦ミサイル「シルクワーム」が、弾道ミサイルのように過大報道されたとした。
しかし、当時の混乱は、防衛庁の一部の機関が発射情報をつかみながら、長官や首相官邸に早期に報告しなかったことが主な原因だった。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SBS&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004011601004872