現在地 HOME > 掲示板 > 戦争46 > 643.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 米政権、イラク主権移譲計画を再検討 シーア派反発で [CNN] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 14 日 20:01:07)
【バグダッド=鶴原徹也】イラク統治評議会のパチャチ議長は12日、イスラム教シーア派の最高権威「大アヤトラ」のアリ・シスタニ師と会い、今年6月末を期限とするイラク国民への主権移譲を巡って協議した。
この中でパチャチ議長は、同師が「主権移譲前の選挙実施」を要求していることに対し、「実現は不可能」と説得を試みたが、同師は譲らなかった。国民の6割を占めるシーア派に影響力を持つ同師が同意しなければ、主権移譲プロセスには更なる困難が伴うことが予想される。
パチャチ議長はこの日の会談で、「現状では選挙実施は困難」とするアナン国連事務総長の書簡をシスタニ師に示し、理解を求めた。同師は「今後2、3か月あれば、選挙は実施できる」と主張した。
統治評議会が米国主導の連合国暫定当局(CPA)と昨年11月に合意した主権移譲プロセスでは、イラク側は今年5月末までに、地域ごとの集会で選出する暫定議会を発足させ、同議会により選出される暫定政権が主権の移譲を受けることになっている。集会参加者は、CPAなどが指名する。同師の要求は、同プロセス自体を拒否するものだ。
(2004/1/13/23:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040113id24.htm