現在地 HOME > 掲示板 > 戦争46 > 488.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040111i311.htm
【ソウル=豊浦潤一】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の「労働新聞」は11日、同国メディアとして初めてイラク戦争に関する論説を掲載し、「イラクは心のたがを緩め、米国が本当に武力侵攻するのかとのんきに誤算して戦闘準備をおろそかにし、武力強化措置を講じなかった」と、旧フセイン政権を批判した。
イラクを教訓に軍事力強化と対米強硬姿勢の堅持を訴え、国内体制の引き締めを図る狙いと見られる。
論説は、「兵器査察がまさか戦争にまで広がるまいと考え、それを素直に受け入れたことも(フセインの)大きな失策だ」と述べ、その結果、「イラクはミサイルもまともに発射できず、大規模市街戦も展開できずに敗れてしまった」と指摘。さらに、米国について「対話や協議をしようとしても、他国を侵略して支配し従属させようとする帝国主義の本性は絶対変わらない」と批判した。
北朝鮮の外務省報道官は9日、「米国が一部の中東国家で演出した事件」は「我々にとって先軍(軍事優先)政治の正当性への確信を一層強くさせるだけだ」との表現で、北朝鮮はイラクの二の舞にはならないとの決意を強調している。
(2004/1/11/20:55 読売新聞 無断転載禁止)