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【ワシントン=伊藤俊行】パウエル米国務長官は6日、北朝鮮の朝鮮中央通信が核兵器の実験と生産の停止や、平和的核利用の停止に言及した論評を発表したことについて、「非常に興味深い、前向きの声明だ。核実験だけでなく、核計画全般を含めており、前向きな一歩だ。勇気づけられた」と述べ、歓迎する考えを表明した。国務省で記者団の質問に答えた。
これに関連して、マクレラン大統領報道官は同日の記者会見で、「北朝鮮が6か国協議の文脈で、どのように核開発計画を終了させるつもりなのかを聞くことを期待したい」として、北朝鮮がまず、無条件で6か国協議の再開に応じ、同協議の中で表明すべき問題だとの立場を示した。
国務省のバウチャー報道官は、北朝鮮の「検証可能で不可逆的な核放棄」が米政府の目標であることを強調するとともに、今回の声明が目標を実現するための一歩となりうると評価した。
朝鮮中央通信の論評は、「核活動の凍結」とひきかえに、米国によるテロ支援国家のリストからの解除や、制裁の撤回、エネルギー支援などを求めているが、「核放棄」や検証には踏み込んでいない。
(2004/1/7/10:26 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040107i102.htm