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(回答先: チャラビ氏「主権移譲前の直接選挙は可能」 [日本経済新聞]【チャラビ氏のイラクでの政治基盤強化を狙った政治的発言?】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 24 日 14:57:49)
【バグダッド=鶴原徹也】イラク統治評議会の有力メンバーで、世俗主義政党・イラク国民会議代表のアハマド・チャラビ氏は23日、訪問先のワシントンで講演し、「(今年6月末を期限とする)イラク人への主権移譲前の直接選挙は可能だ」と発言し、初めて早期選挙支持を表明した。
同氏は、米国主導の占領当局と統治評議会の間での合意通りに、県単位の間接選出方式による暫定議会選出を強行した場合に言及し、「(暫定議会を母体とする)暫定政府は国民の代表と言えず、イラク情勢はさらに不安定になる」と指摘した上で、「直接選挙を実現する方法を求めるべきだ。選挙は可能だ」と強調した。
同氏は従来、「選挙は望ましいが、技術的に不可能」とする立場だった。突然のひょう変には、イスラム教シーア派の最高権威「大アヤトラ」アリ・シスタニ師による直接選挙実施要求が国民の間で支持を広げている情勢を受け、直接選挙支持に回ることで自党の勢力浸透を図ろうとする政治的思惑が透けて見える。同氏自身はシーア派に属する。
また、米政権と関係の深い同氏を巡っては、イラク国内に「米国の操り人形」との受け止め方がある。今回の発言には自らの“自立性”をアピールする狙いもあろう。
(2004/1/24/19:16 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040124i311.htm