投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 28 日 15:03:48:SoCnfA7pPD5s2
(回答先: Re: てすとん2 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 27 日 17:22:59)
「残波しおさいの森」づくりが計画される残波岬 公園内の米軍射爆撃場跡地=28日、読谷村 |
民間企業の主導による大規模な緑化事業「残波しおさいの森」推進計画が、読谷村の残波岬公園内の米軍射爆撃場跡地で今年11月からスタートすることになった。沖縄電力が事業主体となって総額1億円を出資。地球温暖化防止対策の一環で、地元読谷村や地域住民と連携しながら、7年をかけて緑化を進める。対象面積は6ヘクタール。民間企業がこれほど大規模な緑化推進事業を実施するのは、県内では初めて。同社は29日、読谷村と実施協定を結ぶ。
「残波しおさいの森」計画は植生が消えた土地に、地域住民が自然と親しめる森を再生し、温暖化の原因となる二酸化炭素の削減に取り組もうというもの。
沖縄電力では「この森づくりを通して地域に貢献していきたい」としている。
読谷村の安田慶造村長は「村としても10年前から植栽計画を進めているが、まだたくさん植樹の必要なところがある。沖縄電力の方針のもと、植栽が行われるということに非常に感謝している。ただ沖縄電力任せにするのではなく、村民もかかわりながら、植栽活動を行い、木の大切さなどを広めたい」と話している。
協定締結に向けて1年以上にわたり支援を続けてきた県農水部みどり推進課では「民間企業による大規模な植樹は県内初の試みだ。全国的に見ても珍らしい」と話している。
植樹は残波岬公園内米軍射爆撃場跡地の、立ち木が一掃された土地で行われる。同社は昨年3月から緑化事業の実施を計画し、県の支援を受けて植栽する樹種の選定や予定地での不発弾探査などを行ってきた。
予定されている7年間の活動期間のうち、開始から5年目までは同社主催の植樹祭を年2回行い、その後も維持・管理のためのボランティア活動を実施していく。
今年11月に実施される予定の第1回植樹祭では、アダンやモンパノキなど、海岸に位置する同予定地に適した在来種を植樹する。自然植生により近い樹種を植え、地域住民の憩いの場となるような「本来そこにあるべき森」を復元し、育てていく考えだ。()
[7月28日13時2分更新]読谷村が米軍跡地に在来種植樹 民間主導で温暖化防止
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