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(回答先: Re: テストしましょう!テストしましょうテストしましょう!テストしましま 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 08 日 19:28:39)
★ 段戸山が源流といわれる豊川。設楽町田口で設楽ダムが計画されており、いつまで走れるやら・・、湖底に沈む前にしっかり走ろう。
豊川を見ながら思うことは、川とともに人々の生活があるということ。でも人間は、川でも何でも利用するだけ利用して、守るとか後世に受け継ぐということを、あまりにも軽視しているのではないか・・・、てなことを考えたりしながら、夏の暑い時期、自然を満喫しながら走りました。
なお、新城より下流は何度も走っているのですが、いつでもまとめられると思いつつ、また、見るべきところがあまりないということもあり、いまだここには載せておりません。近いうちにまとめようと思います。といいながらいつになるやら・・・。
◇ <コース概要>
一つ目のトンネルを抜けると、工事がおこなわれている。ダム建設のための調査が目的のようである。ここはダム本体が建設される予定の場所だ。豊川の水は一時も休むことなく、急流を駆け下っているのに、それをせき止め巨大なダムを作ろうとしている。本当に必要なダムなのか? 豊川の清流は守れるのか?? ゼネコンと一部政治家を潤すだけの工事ではないか??? 個人の無力さを感じる。
鮎釣りを楽しむ太公望も平日とはいえ、まずまずの人出である。でもここは、ダムができれば確実に枯れ沢となるであろう。釣りを楽しむことができるという「豊かさ」を子供たちに残してあげようよ! と叫びたくなる。
真っ暗なトンネルを4つほど抜けると、清崎に出る。田口線の名残りはここからはほとんどない。新しい橋とトンネルができて、国道は立派になったが、豊川に沿うには旧道を走るのがいい。田峰からは、稲目トンネル(これも旧田口線のトンネルを拡げたものらしい)を抜けた方が新城へは近いが、国道257号沿いに走る。地図を見ても豊川沿いに曲がりくねっていてかなりの遠回りだ。
道路からはよく見えないが、後で調べてみると、布里発電所とあった。その下流にもう一つ採石場があり、支流が流れ込んでいるが、濁流であった。この数日間、山間部には雷雨があり、その影響で豊川が濁っているのだろうと思っていたが、そうではないらしい。雷雨も原因の一つかもしれないが、この濁流の最大の要因はこの採石場に違いないと直感した。
さらに下って20分、新城市にはいり、すぐに花の木公園がある。ナイアガラの滝というには、やや無理があると思うが、堰からの流れは見応えがあり、周囲の景勝ともマッチしてちょっとした観光スポットにもなっている。この堰も発電所に利用されている。
鮎滝を過ぎたら、大海に入り、交差点を三つどんどん直進する。右折をすれば早道になるが、ここも、豊川を見るために遠回りをする。飯田線を横切ると、鳥居強右衛門磔の跡の看板が見える。そして牛渕橋だ。
あとは豊川沿いを桜淵公園まで走る。途中豊川を見ることができるのは市川あたりだけだ。道路から川を見下ろすと、岩を縫うようにというか洗うようにというか、元気に水が流れている。急峻な谷間に流れる奥三河の川、と感じるのはここらあたりまでだろう。いつまでも、こういう清流が絶えることのないようにしたい。
◇ <コース所要時間>合計約4時間
田口バス停
↓10分
松戸橋
↓5分
旧田口駅
↓30分
清崎
↓25分
田峰
↓50分
只持
↓30分
長楽
↓45分
牛渕橋
↓45分
桜淵公園
実際には途中寄り道をしたのでこれより長くかかっています。正確な距離はまだ測定してありませんが、40km弱というところだと思います。