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中国・大連で自民党の山崎拓前副総裁らと会談した北朝鮮の鄭泰和(チョンテファ)日朝国交正常化交渉担当大使が「小泉純一郎首相に近い山崎さんがお見えになるというから、来ました」と語っていたことが3日、分かった。日朝の政府間協議を先延ばしにしている北朝鮮がこの時期に日本側と接触したのは、小泉首相と盟友関係にある山崎氏を交渉相手にした方が有利と判断したためとみられる。
山崎氏と鄭大使らとの会談は、1日から2日にかけて行われ、鄭大使は最初に山崎氏の立場に触れたという。山崎氏は2日に帰国した後、「日朝の実務者協議が近く開かれる」と今月中にも日朝協議が再開されるとの見通しを明らかにした。
この見通しに関して、自民党の安倍晋三幹事長は3日、福井県武生市での講演で「もしそうなら、拉致問題解決へ大きく踏み出す交渉になってもらいたい」と期待感を語る一方、「北朝鮮はいろいろなルートを使って揺さぶってくるかもしれない。向こうの出方は分からない」と述べ、あくまで懐疑的な考えを示した。
また、公明党の神崎武法代表は同日のさいたま市での記者会見で「日朝交渉が促進するなら評価してもいいが、あくまで交渉は政府間が中心。そのための環境づくりとしての動きはあり得ることだ」と語り、山崎氏らの行動は限定的であるべきだとけん制した。
[毎日新聞4月4日] ( 2004-04-04-03:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040404k0000m010113001c.html