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(回答先: 日朝実務者協議再開に期待感…自民・安倍幹事長 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 04 日 05:06:47)
山崎拓前自民党副総裁とともに中国で北朝鮮政府高官と拉致問題について協議し帰国した平沢勝栄衆院議員は3日未明、東京都内で朝日新聞記者のインタビューに応じた。平沢氏は、北朝鮮側が今回は、被害者5人をいったん北朝鮮に戻すことや、「出迎え」などにはこだわらず、「被害者家族も日本に帰したい」との意向を表明したことを明らかにした。北朝鮮側は前提として日本国内の世論や日朝関係が好転するなど「何らかの保証」を求めているとし、平沢氏も「条件づくりが必要」と述べた。
山崎、平沢両氏は1日から2日にかけ大連で、北朝鮮の鄭泰和(チョン・テファ)日朝交渉担当大使、宋日昊(ソン・イルホ)外務省副局長らと会談した。関係者によると、訪中については首相周辺も認知していたとされる。
平沢氏によると、大連での会談で北朝鮮側は「日本側は田中均氏(外務省外務審議官)が5人の被害者を(2週間程度で)いったん戻すことを約束した。証拠も見せられる」と改めて主張。「日本政府は信用できない。政府ルート以外と話したい」と非難したという。
これに対し、山崎、平沢両氏は、あくまでも政府間での交渉を求めた。「北朝鮮側も最後は(山崎氏の要請に応じ)実務者レベルでの政府間協議にも応じることを認めた」という。
また、北朝鮮側が今回も「拉致被害者5人を北朝鮮に戻すよう要求した」との報道が流れたことについて、平沢氏は「これは違う」と否定。拉致被害者らが平壌に家族を迎えに行くという、いわゆる「出迎え」案については、「前回のようには出ていないし、相手はそんなことにはこだわっていない」とした。
一方で北朝鮮側は、日本が経済制裁などを準備していることについて「やるのならやればよい。我々は倒れないし、日朝交渉など10年、20年放置しておいてもいいんだ」とも強調したという。
今回の北朝鮮側との接触について平沢氏は「膠着(こうちゃく)した事態を打開するためにあえてタブーに挑戦した。(批判のある)二元外交などではない」と釈明。「リスクは覚悟しており、(総務大臣政務官や拉致議連事務局長の)辞表も準備、表面化したら辞任するつもりだった。訪中の意味はあり、状況はかなり前進した。(4月中にも再開するとも言われる政府間協議の)結果を見てほしい」と語った。 (04/03 15:45)
http://www.asahi.com/politics/update/0403/005.html