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(回答先: 元大宇建設社長が盧大統領会見直後に投身自殺 [朝鮮日報]【これで盧武鉉大統領はダメかも】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 11 日 20:17:26)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が記者会見で兄の盧建平(ノ・コンピョン)氏の賄賂授受の背景と関連、実名を挙げながら「(大宇(テウ)建設の社長のように)良い大学を出て、大きな成功を収めたような方々が、田舎にいる何の取り得もないような人に頭を下げてカネを渡すというようなことはもうしないで欲しい」と非難した。南相国(ナム・サングク)元大宇建設社長はこの会見の後、漢江(ハンガン)に飛び降り自殺した。
長い人生の中、1度は大きな成功を収めた南相国元社長のような人が、死を決断するまでに経たであろう心の地獄。今ではそれを正確に推し量ることもできない。ただ、我々各自が南相国元社長が11日置かれた状況の中に自分を投影し、死に及ぶ過程を想像の中で共に体験してみることはできる。
11日の大統領の会見はKBS、MBC、SBSという地上波放送3社と、ニュース専門ケーブルチャンネルのYTNで生中継された。この席でこの国の最高権力者から名指しで「良い学校を出られて」、「大きな成功を収めた方が」、「なんの取り得もないような人に頭を下げてカネを渡し」という冒涜を受けたと考えるだけで南相国元社長の心情を推し量ることができよう。
目の前が真っ暗になったことだろう。呼吸が止まるような思いだったであろう。妻と息子、娘がこの場面を見ているという思いも当然心の中をよぎったであろう。そんな瞬間、南相国元社長より強くなれると断言できる人がどれくらいいるだろうか。焼きごてを当てられたとしてもこれより辛くないはずだ。
この後で盧武鉉大統領は、まるで違う人になったかのように、兄と家族と側近に対しては「もう1度深い信頼を送る」とし、「カネに目がくらんで電話をするような人ではない」という言葉で抱え込んだ。大統領の“情”が対象によってこれほど違うものなのかと考えない国民はいないだろう。
この日の会見で盧武鉉大統領は自分を「一流大学を出た人で上手く構成された韓国社会に浮かんだ帆掛け舟」と例えた。また、「当選すると思わなかった人が大統領に当選したのが原罪」とし、現在の経済破綻は自分の責任ではないとした。
本当に韓国の大統領はこのような恨みと鬱憤と疎外意識、「自分は弱者」という認識を持ったまま、どのようにしてこれまで1年間、この国を“主人”という責任感を持って運営することができたのか?そのような考え方で国民の声を、世論を、野党の主張を受け入れることができるのだろうか?
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/11/20040311000086.html