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(回答先: 日本・藪中vs北朝鮮・金桂寛“前哨戦” --- 歓迎会合で拉致個別協議へ(ZAKZAK 2004/02/24 ) 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 2 月 25 日 12:29:48)
【北京・浦松丈二、川上克己】北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議で、議長役の中国が参加各国に採択を働きかけている共同文書に、日本人拉致問題が盛り込まれる方向となった。複数の協議筋が26日明らかにした。ただ北朝鮮への配慮から、中国は拉致問題の明示を避け、「懸念事項」か「関心事項」との表現ですり合わせ作業を進めている。
日本は北朝鮮の核問題について、拉致問題を含め包括的解決を求める立場を取っている。日本代表を務める外務省の薮中三十二アジア大洋州局長は25日の基調発言で、「北東アジアの平和と安定のために、拉致問題を含む諸問題を包括的に解決されることを期待する」と主張していた。中国としては、文書採択にあたり、こうした日本の立場に一定程度配慮する必要があると判断したとみられる。
中国は参加各国が互いに問題を抱えているとの印象を強めるため、「相互の懸念事項」などの文言での合意取り付けを図っている。
拉致問題に関しては、北朝鮮を除いた6カ国協議参加国がそろった昨年10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での採択文書で、参加国の意見の食い違いから、具体的に明記されなかった。昨年8月の第1回6カ国協議では、北朝鮮の反発から共同文書がまとめられず、拘束力の弱い議長声明にとどまった経緯がある。
共同文書をめぐっては、各国の次席代表が25日から水面下での調整を始めているが、(1)朝鮮半島の核開発問題の平和的解決(2)朝鮮半島の非核化(3)対話と信頼の醸成――なども盛り込まれる方向となっている。
[毎日新聞2月26日] ( 2004-02-26-15:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040226k0000e030075000c.html