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(回答先: 拉致問題:6カ国協議で継続交渉へ 政府方針 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 14 日 16:26:38)
日本人拉致問題などの交渉で北朝鮮を訪問していた外務省の田中均外務審議官と薮中三十二アジア大洋州局長は14日夜、北京経由で成田空港に到着、ただちに川口順子外相に交渉経過を報告した。それによると、焦点だった拉致被害者の家族8人の帰国問題で、北朝鮮側は「強制的に日本に行かせることはできない」と述べ、確約をしなかった。政府は報告を詳細に分析したうえで、25日から北京で開かれる北朝鮮の核開発問題に関する6カ国協議に向けて、対処方針を練ることにしている。
一連の会談で日本側は、家族8人の早期の無条件帰国を強く要求した。これに対し、北朝鮮側は「子供たちの意思確認も必要だ」などとして最後まで応じなかった。「死亡」「不明」と北朝鮮が通告してきた拉致被害者10人の真相究明に関し、日本側は「日朝双方で委員会を作るとか、いろんなアイデアがある」と協議機関の設置を提案したが、北朝鮮側は「解決済み」との姿勢を変えなかった。さらに北朝鮮側は会談で6カ国協議について「核問題を中心とした協議なので、それ以外の問題は取り上げるべきではない」と、日本側をけん制した。
また北朝鮮側は高濃縮ウランの開発計画について「自分たちはやっていない」と否定した。
13日の姜錫柱(カンソクチュ)第1外務次官との会談で、田中外務審議官は「日朝平壌宣言に基づき、拉致問題を含む諸懸案を解決し、日朝国交正常化交渉を実現させたい」との金正日(キムジョンイル)総書記宛ての小泉純一郎首相のメッセージを口頭で伝えた。姜次官は「(総書記に)伝える」と答えた。
外務省は14日夜、拉致被害者らに対しても政府の拉致被害者・家族支援室を通じて交渉内容を伝えた。小泉純一郎首相は15日午後に正式に報告を受ける予定だ。
[毎日新聞2月15日] ( 2004-02-15-00:23 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040215k0000m010082001c.html