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小泉純一郎首相は10日午後の衆院予算委員会で、首相就任以来、毎年参拝を続けている靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されていることについて「抵抗感を覚えていない」と明言した。同時に首相は、靖国参拝について「日本には死者にまでむち打つ感情はない。よその国からああしなさい、こうしなさいと言われ今までの気持ちを変える意思は全くない」と述べ、今後も参拝を続ける考えを強調した。
中国、韓国は従来、A級戦犯合祀を特に問題として首相の靖国参拝に反発してきた経緯がある。このため首相発言は、北朝鮮の核開発問題などをめぐり25日から北京で開かれる第2回6カ国協議を前に、中韓両国との協力関係に悪影響を与える可能性もある。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2004021001002491
★ 不当な裁判で刑死した戦犯たちを合祀しないからといって、死者に鞭打ち行為ではない。刑死した人々の汚名を晴らす方法は、彼らが刑死に相当しない説明を行い国際的に理解を得ることしかない。
それをしないまま戦犯たちを楯に使って政治的言動をする小泉首相を見るのは、東條英機氏など刑死した人たちも落ちつきが悪いはずだ。
「よその国からああしなさい、こうしなさいと言われ今までの気持ちを変える意思は全くない」のは小泉さんとしてはかまわないことだが、日本国総理大臣としての行動は別問題ということを心しなければならない。
サンフランシスコ講和条約を覆すだけの気概と覚悟がないまま、戦犯刑死者が合祀された靖国神社を政治問題化し続けるのは駄々っ子と同じ振る舞いでしかない。
米国支配層は、アジアの分断と対立につながる小泉首相の愚かな言動を眺めてほくそえんでいることだろう。