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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00001044-mai-pol
民主党の04年度党大会が13日午後、東京都内のホテルで始まった。菅直人代表は冒頭のあいさつで、(1)06年までに「国民主権」を柱に党独自の憲法改正案の策定を目指す(2)自衛隊と別組織の「国連待機部隊」を創設し、国連による平和協力活動にあたる――などを提起し、党内での議論を促した。7月の参院選については「比例代表で2500万票」を獲得目標とする選対方針案が採択される見通しだ。
菅氏は同日午前、党大会に先立つ両院議員懇談会で「衆院選で37%の177議席を得て、国民から『今の政権がおかしい時は、次は代わらせてもいい』との認知をいただいた。小泉政権は死に体で、事実上存在意義を失っている。小泉政権がいつ倒れてもいいように前向きの改革を示す大会にしたい」と訴えた。
民主党は昨秋の衆院選で躍進し、2大政党制への足場を築いた。活動方針案は、04年を「次期総選挙で政権交代を確実に成し遂げるための最初の1年」と位置づけ、マニフェスト(政権公約)の完成度を高めることや、経済団体などとの連携強化をうたっている。
岡田克也幹事長は地方組織の会計に外部監査を受け入れることや政治資金収支報告書の公開などを打ち出し、クリーンな姿勢をアピールする。【尾中香尚里】(毎日新聞)
[1月13日14時20分更新]