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(回答先: 核や拉致、首相在任中に解決=「被害者家族帰してもいい」−北朝鮮当局者が意向 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 4 月 08 日 11:18:19)
北、軟化か戦略か…山拓が小泉に報告 --- 「要人出迎えで家族帰国OK」サイン
曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏(右端)の帰国も認めたという北朝鮮の“軟化”はホンモノか? 右側は曽我さんの娘2人と横田めぐみさんの娘、ヘギョンちゃん(左から2人目)
中国・大連を極秘訪問した自民党の山崎拓前副総裁(67)は昨7日夜、小泉純一郎首相(62)に、北朝鮮高官との会談内容を報告した。山崎氏は北側が蓮池薫さん(46)ら拉致被害者5人の家族8人を「日本に帰してもいいと発言していた」と説明。曽我ひとみさん(44)の夫で元米兵のジェンキンス氏(63)も含まれているとの情報もある。被害者本人が平壌に赴く「出迎え案」にも固執せず、政府・与党の要人の出迎えでもOKとの意向を伝えたという。北は本当に軟化したのか?
大連会談で、鄭泰和(チョン・テファ)日朝交渉担当大使は山崎氏に、「あなたは小泉首相の、私は金正日(キム・ジョンイル)総書記の直系だ」「あなたが米政府と親しいことを知っている」と述べ、山崎氏に小泉首相や米国と北との間の橋渡し役を務めるよう、暗に要請した。
この発言は、北の置かれている立場を象徴している。今国会に提出された「特定船舶入港法案」が成立すれば、「悪の巣窟(そうくつ)船」万景峰(マンギョンボン)号を舞台に疑惑を持たれる不正送金や薬物密輸などの道が断たれる。
対米関係では今月下旬に米政府が発表する国際テロ活動に関する年次報告で、引き続きテロ国家に指定される可能性が高いうえに、テロ行為だとして「拉致」の文語が加わる可能性があり、北にとっては「金正日体制」の存亡にかかわる。
このため北が焦って、山崎氏らに被害者家族の帰国というエサをまいたとみることもできる。山崎氏は首相に「北側に拉致問題での態度軟化の兆しがある」と報告したが、政府内には、「甘い」という懐疑的な見方も根強い。
大連会談のもう1人の当事者である平沢勝栄衆院議員(58)への風当たりも強い。
拉致議連は7日の総会で、平沢氏の事務局長解任を決定するとともに、「(平沢氏の発言は)北の主張の代弁に終始」「自らの功名心のために拉致問題を利用する背信的行為」とする声明文を採択した。
議連会長の平沼赳夫元経産相(64)は「議連、家族会、救う会が一致して行動するという決議に反する行動を、事務局長自らがやった。許しがたい」と怒りをあらわにした。
ZAKZAK 2004/04/08