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1月31日午前9時ごろ、茨城県美浦村舟子の清明川に、若い女性が死体が浮いているのを、散歩中の近くの男性(53)が発見し、110番通報した。第1発見者は「人形かマネキンかと思った。ペンキのような血痕があった」と話している。
江戸崎署の調べによると、女性は10代後半から20歳代。うつぶせの状態で衣服は着けておらず、上半身に外傷があった。付近で女性の服や靴は見つからず、近くのコンクリート製護岸には血痕があった。
現場は、清明川が霞ヶ浦に注ぐ河口付近。国道125号から約500メートル離れた田園地帯。
茨城県警の31日の調べで、全裸水死体の被害者は茨城県稲敷郡阿見町の茨城大農学部2年原田実里さん(21)と判明した。
原田さんの身体には首と左肩など3カ所に刃物で切られたような傷があり、首の傷が致命傷とみられる。左胸から腹の傷は長さ約20センチに達し、両手、両太ももに打撲痕があった。
遺体が見つかった川岸の堤防で血痕が付いた黒いジャージのズボンが見つかり、斜面には点々と血痕が残っていた。堤防は高さ約2メートルで、車1台が通れる砂利道がある。街灯はなく、夜間は真っ暗で人通りは少ないという。
原田さんの死因は、首を絞められたことによる窒息死であることが1日、江戸崎署捜査本部の調べでわかった。
遺体には、首や左肩と腕、胸から腹にかけてなど3カ所に深い切り傷があったが、同日の司法解剖の結果、いずれも殺害後の傷と判明。捜査本部は、原田さんの身元を隠すために、頭などを切断しようとしたとの見方を強めている。
原田さんは山口県防府(ほうふ)市に実家があり、大学入学を機に茨城県に転居し、茨城大農学部に通学していた。
原田さんは大学で、トライアスロンサークルに所属。今年度は、日本学生トライアスロン連合(事務局・東京都渋谷区)の委員も務め、遺体発見前日の30日も、午後から渋谷区の事務局で仕事をし、午後6時ごろ、ほかの委員とJR渋谷駅で別れたという。
大学の後輩は「原田さんは明るくて優しい人。悲しくて、ショックだった」と話した。
一方、原田さんは、30日午後9時ごろから、交際相手(21)と2人でアパートの自室にいたこともわかった。夕食を取り、酒などを飲んだ後、交際相手がうたた寝をしているうちに、財布や携帯電話を残したまま外出したらしい。
交際相手は「31日午前零時過ぎに、原田さんが出ていく気配を感じた」と話しているという。
この交際相手は、朝になって原田さんがいないことに気づき、若い女性が全裸水死体で発見されたというニュースを知り、警察に届け出たということだ。
美浦村舟子の清明川河口で先月31日、阿見町阿見、茨城大農学部2年、原田実里さん(21)が他殺体で見つかった事件で、原田さんの死因は首を絞められたことによる窒息死だったことが1日、江戸崎署捜査本部の調べで分かった。
調べでは、死亡推定時刻は30日夜から31日早朝。原田さんは手足に暴行を受けた後に首を絞められ、更に首や胸など数カ所を鋭利な刃物で切られたとみられる。原田さんの自宅アパートに血痕や物色の跡は見当たらず、原田さんは夜間に別の場所で殺害され、現場で遺棄されたらしい。
また、原田さんは30日午後9時ごろから、自宅アパートで交際していたという茨城大農学部4年の男子学生(21)と酒を飲んでいた。捜査本部の事情聴取に対し男子学生は「そのまま寝入ってしまったが、1日午前0時ごろに原田さんが外出したような気配がした。翌朝になっても原田さんが帰宅しなかったため通報した」と話しているという。
原田さんの自宅アパートには、普段持ち歩いている携帯電話や財布などが残されていた。また、原田さんの自転車や散歩に行く際に身につけていたという黒のダウンジャケットなどがなくなっているという。。【中田純平】(毎日新聞)
[2月2日19時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040202-00000001-mai-l08
美浦村舟子の清明川河口で阿見町阿見、茨城大農学部2年、原田実里さん(21)の絞殺体が見つかった殺人、死体遺棄事件で、江戸崎署捜査本部は2日、死亡推定時刻は先月31日午前0時ごろから同2時ごろまでの間と断定した。原田さんが自転車で外出した直後に何らかのトラブルに巻き込まれ、殺害された可能性が高いとみて足取りを追っている。
また捜査本部は、自宅からなくなっている自転車の特徴を公表、県内全域に手配した。自転車は銀色で荷台はなく、ハンドルにピンク色のライトが取り付けられているという。
調べでは、原田さんは先月30日午後9時ごろ帰宅。自宅で待っていた茨城大4年の男子学生(21)と食事をとり、酒を飲んだ。男子学生はその後うたた寝してしまったが、「31日午前0時ごろ、原田さんが外出する気配がした」と話している。捜査本部は、遺体で見つかった原田さんの胃の内容物を分析、食事からおよそ4時間後に殺害されたと判断。1人で外出後に殺害されたとの見方を強めた。
原田さんの自宅には、財布、携帯電話が残されていた。このうち携帯電話は、30日午後9時以降、通話、メールとも発信した形跡がないという。【中田純平】(毎日新聞)
[2月3日19時12分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040203-00000001-mai-l08
◇コンタクト・眼鏡、自宅に
美浦村舟子の清明川河口で阿見町阿見、茨城大農学部2年、原田実里さん(21)の遺体が見つかった殺人、死体遺棄事件で、原田さんが普段使っていたコンタクトレンズや眼鏡が自宅に残されていたことが3日、江戸崎署捜査本部の調べで分かった。原田さんの視力は0・1程度で、財布や携帯電話も置いて外出していることから、遠出をする意思はなかったとみられる。【中田純平】
調べでは、茨城大4年の男子学生(21)と自宅アパートで飲酒をしていた時に原田さんが着ていたパジャマも、自宅に残されていた。一方、黒いダウンジャケットと自転車がなくなっていることから、着替えて外出したものとみられる。また、アパートに残されていた携帯電話は午後9時以後は着信、発信ともなく、男子学生は「話し声は聞かなかった」と証言。このため、捜査本部は原田さんが外出直後にトラブルに巻き込まれ、殺害されたとの見方を強めている。原田さんの自宅アパートからは血液反応は出なかった。
同捜査本部はこれまでに捜査員延べ約350人を動員し、遺体発見現場や原田さんの自宅アパート付近で不審な人影や車が目撃されていないかどうか聞き込みを続けているが、有力な情報は得られていない。同本部は自転車が殺害現場を特定する手がかりになるとみて、発見に全力を挙げている。(毎日新聞)
[2月4日19時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000001-mai-l08
◇女子大生殺害
美浦村舟子の清明川河口で、阿見町阿見、茨城大農学部2年、原田実里さん(21)が他殺体で見つかった事件で、4日に確認された原田さんの自転車の放置場所について謎が深まっている。原田さんの自宅アパートから北西に約3キロ、遺体発見現場からは北西に約8キロ離れており、江戸崎署捜査本部は、事件に関係した何者かが証拠の隠滅や捜査のかく乱を狙って自転車を捨てた可能性もあるとみて、周辺の聞き込み捜査を進めている。
調べでは、原田さんの遺体は先月31日午前9時ごろ、清明川河口で見つかった。前日夜から原田さんのアパートにいた茨城大4年の男子学生は、「31日午前0時ごろ、原田さんが出かける気配がした」と証言。原田さんの財布や携帯電話が自宅に残されていた一方で、自転車がなくなっていた。
自転車は1日、土浦市小岩田西の空き地に放置されていたのを散歩中の男性が見つけ、4日になって通報した。空き地を資材置き場として使っている建築土木会社社員によると、31日朝には空き地の入り口から数メートル入った場所にあったという。男子学生の証言では、自転車の鍵がついていたキーホルダーには、原田さんの自宅の鍵もついていたとされる。だが、発見された自転車から自宅アパートの鍵は見つかっていない。
空き地と遺体発見現場は、原田さんの自宅アパートからほぼ反対方向にあたる。さらに、原田さんは近視だったが、眼鏡やコンタクトレンズを置いたまま夜間に自転車で移動するには「距離が長すぎる」(捜査幹部)との見方が出ている。
捜査本部は、押収した原田さんの自転車に指紋や、血痕などが付着していないかどうか調べている。。【中田純平、須田桃子、土屋渓】(毎日新聞)
[2月6日19時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000001-mai-l08
◇手足にも打撲痕多数
美浦村舟子の清明川河口で、阿見町阿見、茨城大農学部2年、原田実里さん(21)が他殺体で発見された事件で、原田さんの顔に殴られたようなあざがあったことが、江戸崎署捜査本部の調べで分かった。手足にも多数の打撲痕が見つかっており、同本部は原田さんが犯人と争った後に首を絞められて殺害されたとの見方を強めた。
調べでは、原田さんの死因は首を絞められたことによる窒息死。死亡推定時刻は31日午前0時〜2時とされている。首や胸など体の前面を数カ所、鋭利な刃物で切られており、腕や胸、太ももなどに打撲痕が残っていた。刃物に対して体をかばおうとした傷はなかったが、顔面には殴られて変色した部分があった。
また、原田さんの自転車は、遺体が見つかった31日の午前8時過ぎには、土浦市内の空き地に放置されていたことが確認された。自転車の周辺に争ったような跡はなく、血痕などは見つかっていない。
捜査本部にはこれまでに、遺体や自転車の発見現場付近で不審な車を目撃したという情報が計約30件も寄せられている。しかし、いずれも車を特定できるような具体的な情報ではなく、事件の解明にはつながっていない。【中田純平】(毎日新聞)
[2月7日19時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040207-00000005-mai-l08
◇テーブルの上に−−美浦村・女子大生殺害
「出掛けてくる。遅くなる」。茨城大農学部2年、原田実里さん(21)殺人、死体遺棄事件で、原田さんの自宅アパートから見つかったメモ。前夜からアパートで一緒だった友人男性にあてたものとみられるが、夜間、携帯電話や財布を残したまま外出した原田さんは、どこへ出掛け、誰と会ったのか。江戸崎署捜査本部は筆跡鑑定を行うとともに、事件直前の原田さんの行動などを詳しく調べている。
捜査本部によると、メモは自宅のテーブルの上に置かれており、筆跡はかなり乱れていたという。原田さんは先月30日午後9時ごろから、交際中の茨城大4年の男子学生(21)と自宅で飲食しており、メモはこの男子学生にあてたものとみられる。原田さんは31日午前9時ごろ、自宅から約6キロ離れた清明川河口で遺体で発見されたが、男子学生は捜査本部の調べに対し、「30日深夜から翌朝までうたた寝していた。31日午前0時ごろに原田さんが外出する気配がした」と証言した。メモは長時間の外出を示唆しているが、原田さんの財布や携帯電話、眼鏡、コンタクトレンズは自宅に残されていた。原田さんの裸眼視力は0・1程度。こうした状況で、原田さんが夜間に外出した点には謎が深まっている。
原田さんが通学などに使っていた自転車は、自宅から約3キロ離れた土浦市内の空き地で見つかっている。しかし、空き地の周辺に原田さんが深夜、訪れるような場所は見つかっていない。捜査本部は、原田さんの交友関係や、トラブルに巻き込まれる直前の足取りを慎重に調べている。【中田純平】(毎日新聞)
[2月10日19時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040210-00000001-mai-l08
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