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(回答先: <奈良>小学校教諭の差別発言で女児が不登校に(朝日放送・2月13日) −「養護学校の生徒はよだれをたらしている」「犬や猫のよだれよりまし」 投稿者 シジミ 日時 2004 年 2 月 15 日 08:28:48)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000136-mai-soci
奈良県天理市の市立小学校3年の女児(9)が担任の男性教諭(47)の差別的な発言が原因で半年以上も不登校になっている問題で、女児は昨年11月、南佳策市長あてに「どうかたすけてください」と直訴する文書を送っていたことが13日分かった。女児は保護者に「誰も守ってくれない」と訴えているという。
保護者によると、女児は市政に対する意見や要望を募るため市庁舎に置かれた「かがやきポスト」を通じて投書した。保護者が、事態が改善されずに登校できないままの状況を打開しようと、「最後の頼み」として子ども自らが市長へ投書してみてはどうかと持ちかけた。女児は「私、書く」と言ったという。
投稿で女児は、学校に行けない理由を「たんにんの先生におねえちゃんの事でクラスのみんなの前でかなしい思いをさせられ、そのあとうそもつかれて、さいごまでうらぎりつづけられたからです」とし「まわりの人たちは何もしてくれません。いったいわたしはどうしたらいいのでしょうか。市長さんに会って話しを聞いてもらいたいです」と訴えている。また最後に「お母さんもいっぱいきずついています」と親を気遣っている。
南市長は2週間後に返事を郵送。この中で「(教育)委員会や学校に課せられた緊急の課題として取り組んでいるとの報告を受けています」とし「(関係者が)十分誠意をもって話し合いを進められるべきと思い、委員会に伝えています。早く良い結果が出ますように関心をもって見守っていきます」などとしていた。
保護者は「クラスの中には、娘がわがままで学校を休んでいると思っている子もいるようで、校外で友だちから『早く先生を許してやれば』と言われてまた傷つき、帰宅して泣きじゃくることもある。見るのがつらい」と話している。
南市長は毎日新聞の取材に対し「いろいろなしがらみがあってうまくいっていないようだが、市長という立場上、影響が大きいので(返信の)文面以上のことは言えない」としている。【阿部浩之、野村和史】(毎日新聞)
[2月14日3時41分更新]