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(回答先: 【中村被告の顔写真】の在り処が変わりました 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 12 日 20:14:43)
貸金庫に実弾1000発…現金輸送車襲撃男を再逮捕
名古屋市のUFJ銀行押切支店で現金輸送車が襲撃された事件で、殺人未遂罪などに問われている中村泰(ひろし)被告(73)(名古屋高裁で公判中)が、東京都内の貸金庫に銃器10丁と実弾約1000発を隠し持っていたとして、警視庁捜査1課は12日午後10時ごろ、同被告の身柄を名古屋拘置所から警視庁に移送し、同日中に銃刀法違反などの容疑で再逮捕した。
調べによると、10丁の銃器と実弾1016発を隠していたのは、東京・新宿の保険会社代理店の貸金庫。このほか、大阪市内の銀行の貸金庫や三重県名張市内の民家にも計4丁の銃器や実弾を隠していた。
都内の分と合わせた14丁の中には、連射機能のある短機関銃も見つかった。鑑定の結果、過去の事件に使われた銃器や実弾はなかった。名張市内の民家などからは、赤外線暗視装置やシアン化合物、米国海兵隊の戦闘用マニュアル(教本)も押収されている。
こうした大量の銃器類について、中村被告は、読売新聞への手紙などで、「1980年代末ごろ、新右翼のリーダーとなった野村秋介氏と武装民兵組織を結成する計画があったので集めた」と説明。野村氏が93年10月、朝日新聞東京本社内で拳銃自殺したため、大半は処分したが、処分しきれなかった「残存兵器」を隠したとしている。
一方、名張市内の民家から押収されたフロッピーに、警察庁長官狙撃事件(95年3月)を題材にした詩が残っていたことから、捜査1課は、この詩を書いた経緯についても事情を聴く方針。
中村被告は、東大中退後の56年に警視庁武蔵野署の警察官を射殺したとして、無期懲役の判決を受けた。76年に仮出所し、東京・立川市の父親宅に身を寄せていたが、96年からは、知人が所有する名張市内の民家で暮らし、奈良や三重の山中で射撃訓練を重ねていたとされる。
◆UFJ銀行押切支店襲撃事件=2002年11月、名古屋市西区の同支店駐車場で、現金輸送車が拳銃2丁を持った中村被告に襲われ、警備員2人のうち1人が足を撃たれて重傷を負った。中村被告は現行犯逮捕され、強盗殺人未遂の罪などで起訴されたが、その後の捜査で、偽名で借りた貸金庫の存在や、住民票を転々と移しながら、実際には名張市内に住んでいたことが判明。昨年4月以降、数回に渡る捜索で、大量の銃器類が次々に見つかった。名古屋地裁は昨年9月、殺意を認定して懲役15年の判決を言い渡したが、中村被告は「発砲は、警備員への威嚇で殺意はなかった」として控訴した。(読売新聞)
[2月12日22時53分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040212-00000113-yom-soci