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福岡県志免町の町役場に置き忘れられた佐賀県鳥栖市内の男性の住民基本台帳(住基)カードが、別人がなりすまして交付されたものとわかり、鳥栖市は4日、「虚偽の申請があった」と発表した。
鳥栖署は有印私文書偽造などの容疑で捜査する方針。総務省によると、住基カードの不正入手が発覚したのは昨年8月の交付スタート以降、初めて。
志免町役場でカードが見つかったのは今月2日。住民課に小物入れの忘れ物があり、職員が中を確かめると、鳥栖市が交付した住基カードと印鑑、通帳などが入っていた。
同町から連絡を受けた市職員が、カードに記載のあった市内の50歳代の男性に電話で連絡すると、男性は「カードを作った覚えはない」と答え、名前、住所、生年月日は一致したが、カードの顔写真は別の男のものだった。
同市によると、不正申請したとみられる写真の男は、被害男性とほぼ同世代で、昨年9月11日、顔写真を持って市民生部の窓口を訪れた。男は免許証などの身分証明できるものを持たず、市は国のマニュアルに従い、配達記録郵便で住所地に照会書を送付。男は同16日、照会書を持って窓口を訪れ、カードの交付を受けた。照会書は本物で、男は何らかの不正な手段で入手したとみられる。
総務省市町村課は「経緯を早急に調べ、再発防止を検討する」としている。
(2004/2/4/22:16 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040204it15.htm