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(回答先: 大阪・岸和田の虐待、長男「通報やめて」と隣人に懇願 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 29 日 18:25:05)
保護者には情報流れる
大阪府岸和田市の中三長男虐待事件で、保護された長男(一五)が在籍する中学校の保護者らの間で「(実父らが)子供を殴っている」という虐待の情報が流れていたことが二十九日、わかった。長男が保護された昨年十一月の数カ月前で、長男の同級生らも虐待初期から知っていたことが明らかになっている。しかし、学校側は「保護されるまで虐待と確認していなかった」といい、学校だけが察知できていなかった格好だ。
長男が在籍している中学校に息子が通う母親(三八)によると、殺人未遂容疑で逮捕された長男の実父、烏野康信容疑者(四〇)らが子供を殴っているという噂(うわさ)を聞いたのは昨年夏ごろ。保護者同士で話をしていた際、「あそこ(烏野容疑者宅)では子供にすごく厳しく、どつきまわしているらしい」と聞いたという。
母親は長男が死に瀕(ひん)するほど重篤な状態とまでは思わなかったが、「虐待されている」という認識を持ったという。
烏野容疑者と内妻の川口奈津代容疑者(三八)が、長男に対する虐待を始めたのは十四年六月ごろ。この母親が噂を聞いた昨年夏ごろは、長男と同じく虐待を受けていた二男が実母に保護され、長男への虐待がエスカレートした時期だった。
同級生たちは虐待が始まった初期段階に異変を察知。十四年秋には、「虐待されているのではないか」と、教師に報告していた。
学校側は、「生徒から虐待の情報を聞いたことはない」としている。一、二年生のときの担任は十四年九月ごろ、長男がやせ細っていたことを認識していた。しかし、「虐待が行われているとはまったく思わなかった」と話した。
長期欠席や本人と面会できなかったことから学校は昨年四月になって、「虐待の疑いあり」と岸和田子ども家庭センターに報告したが、長男が意識不明で保護されるまで虐待の実態は把握していなかった。この母親は、「(長男への)虐待を同級生や保護者が察知していたのに、学校だけが知らないなんておかしい」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/e30nat001.htm