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(回答先: 政府や企業による抑圧にハッカーはどう対処 するか――『HOPE 5』の報告 投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 7 月 22 日 19:05:46)
たけ(tk)さん バルタンです。 貴重情報感謝です。
ケビン・ミトニックという懐かしい名前(『ハッカーはカッコウの巣に卵を産む』)があったので
出てきました。ミトニックはsendmailのバクをついたクラッキングもありますが、真骨頂は
「ソーシャル・ハッキング」ですね。要は「消防署のほうから来た」と言って消火器売るとか
「オレ、オレ詐欺」。間違っても人事異動の「辞令」は廊下とか第三者の見えるところに貼っちゃ
いけない。
「あー、バルタン君かね。○○課の課長のピグモンだけど。実は客先に来ているんだが、プレゼンの
資料忘れてね。さっきからやっているんだけど、私のアカウントとパスワードじゃ会社のサーバー
にアクセス出来ないんだ。着任早々にポカやって同じ課の部下には頼めんし、『辞令』でキミの
事を思い出してね。キミのアカウントを貸してくれないかなぁ、本社じゃ同じ新参者で苦労して
いる仲だろう」
これでWindowsでRASサーバー立てているところは芋ズルでボロボロですね。人間の教育という
やつが時間が掛かって投資効率が一番悪い。
私の友人でカネヘンのメインフレームとか流通のPOSシステムとか手がけた奴がいるんですが
美しい奥さんと、素直で聡明なお子さんに恵まれて仕事は滅茶苦茶だけど、幸福な生活を
営んでいるわけです。一緒に酒飲みながらフト思ったのですが、「コイツが暴走したら
誰も止められないだろうな」って。彼の人生に幸多かれと祈るばかりです。
考えてみると私(達)だってファミレスとか行って、どこの誰が作ったか判らない料理を
平気で食っているわけです。以前テレビ(「世界丸ごと」かな、たけしがでる番組)であり
ましたが、ピザ屋の経営者が従業員監視カメラを付けたら、手鼻はかむ、「カーッ、ペッ」
してピザの生地をこねてる。よっぽど労働条件悪いんだな、と思いました。まぁ、よく加熱
すれば鼻水も痰も大丈夫ですけど.....って本当か。
中国では商売のトラブルで点心?にネコイラズを混ぜて、それを食った人が死んだり、中毒
起こした事件もありましたが、ヴィトゲンシュタインの「世界の中に奇跡があるのではない、
世界があることが奇跡だ」を借りれば「饅頭食って死なないのが奇跡だ」
人が働いて家族が暮らせるそこそこの収入があり、生き甲斐らしきものを持てるというのが
「セキュリティ」の基本かもしれません。備えは必要だけど「逸脱」はゼロには出来ない。
必要経費だと思って諦めるしかないかな、ゼロを目指すととんでもない社会になる、と思いました。