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(回答先: Re: 菅原道真事件の背景に見える暴力とテロリズム 投稿者 リーマン 日時 2004 年 2 月 21 日 03:54:46)
朝廷に投影される中華思想の影
リーマンさん。 こんにちは。
ここまで昔の話は、私はよくわからんですね。
(日本からの国書の出し主が問題になるわけです。
天「皇」なんて呼称を使っているし、これは、中国「皇」帝からは許されないわけです。
中国から見て、日本の最高トップはあくまで「王」(中国帝国の支店長クラスのこと)でなければならない。
でも、その事実を日本国内では認めることは出来ない事情にある。」
だいたい「天皇」っていう発想は帰化人のものではないでしょうか?
ヤマトコトバではないでしょう。
「スメラミコト」なら分かりますが。
「皇帝」というのは、
秦の始皇帝が「三帝」と「五皇」とをくっつけて作ったいいかげんな造語。
始皇帝は「現人神」だったから何をやってもよい。
そこから日本列島にやってきた帰化人。
わけのわからない土人がたくさんいて、
勝手な首長をいただいている。
そこで「天皇」というのを作って、
おれ達は偉いんだぞとやった。
「皇帝」ではあまりにもあからさまで具合が悪いので,
日本独自ということにした。
だけど本当は皇帝を任命するのは「天」だという中華「天命」思想と、
「皇帝」とをくっつけて作った。
だから「天皇」でしょう。
もともとがあっちの人だから,
土人に真実を教えるつもりなどない。
土人をごまかし、
それから中国から何か言ってきたらごまかす。
物質的には高度で謀略にたけた中華文明と、
縄文・長江が色濃く残る日本列島住民との接触界面に湧いたボウフラでしょう。
現代日本政府まで「帰化人」をひきずっている。
(西尾幹二は臆面もなく、「朝貢なんぞではなかった」、と書いていたと思います。
これって、私の分類では、自己認識が「1.b」に当たる人達です。日英同盟や日米安保条約が対等条約とか言う人達と重なります。)
朝貢という証拠はないのかもしれません(門外漢なので分かりません)。
しかし、唐の皇帝が公式に相手にしたのだったら、
唐側では朝貢と見ているのは当然だと思うのですが。
(菅原氏は、やっぱり帰化人なのか。
ところで、半島系?それとも大陸系?
私の予想では大陸系ではないか、ということになります。(そういえば、梅には中国的な匂いがあります))
一応、半島からの移住者の姓名一覧に「菅原」はあったと思います。
しかし半島「経由」にすぎないのかもしれません。 私には分からないです。
漢詩が日本人離れしてうまいのは当たり前であって、
菅原くんチでは家族が中国語で話していたのかもしれませんよ。
(「英語」に置き換えると現代と変わらない寒い光景ですね。
幼児に、日常生活で不要な英語を詰め込むなんて滑稽だよ)
(北野と湯島は今でもそうだけれど、大宰府はどうかな。
大宰府は、外交施設であり、貿易窓口であることは間違いないから、
半島や大陸からきた商人達の遊び場はあったはずだし、
現地妻のような立場の女も周辺に住んでいたことは間違いないだろうね。
菅原家が大陸系の商業的な利権をバックにして伸びてきた勢力だと仮定すると、瀬戸内海の各地に華僑系の港を多く持っていたのではないか、との想像も膨らみます。
(ちなみにロンドンもローマの商業定期市が開かれた拠点が開けてその後大きくなった。
今のロンドン塔があるあたり。ユダヤ系の人に言わせると、
「ロンドンって当時ローマの軍人についてきたユダヤ系の商人が作った都市なんだ」だとの説明になります。))
ロンドンの起源は、「居留地(メティック)」でしょう。
共同体の外れ、離れにある交易港。
似たようなものが太宰府−瀬戸内海−浪速のラインに存在しており、
それを藤原氏が叩きつぶしたのかも?
そう考えると徳川幕府成立時と似たような話になってくるかもしれません。
(伴氏の没落に決定打を与えた応天門の変の火災もやっぱ藤原氏とその子分達だったのかな。)
もちろんそうでしょう。
「火付け」も大陸起源の謀略だと思うよ。
当時としては、画期的なテロリズムでしょう。
「9.11の変」というやつ。
俵藤太は関係ないかな?
(「浪速や瀬戸内海を基盤とする」といえば、蘇我氏の基盤とかなり重なるような気がする。
個人的には、蘇我氏は華僑系だった、
その後彼らは蘇我系だと名乗ることができなくなってしまった、という話と結び付けたくなってしまう。)
栃木県足利市に行ったとき、
足利幕府滅亡後、
地元の「足利姓」の者は、他の地域へ逃亡し、また名前を変えてしまったので、
地元に足利姓の一族はいないのだと言われました。
敗者が姓を変えて殺戮を逃れるのは日本の伝統のようです。
蘇我原氏ということはまさかないと思いますが?
(「源氏物語あたりを読めばわかるけどさあ、天皇家の家系図ってさあ、不倫だとか陰謀だらけで、
実際の血筋なんかとはぜんぜん無縁だったんだよなー」
ということを納得する材料として使いたくなるね。)
「万世一系」も、むしろ中華思想なんじゃないかな?
中華では、血統を重視するがゆえに、
宦官制度を絶対に廃止できなかったのだと思う。
宦官制度がないと、
後宮がただちに不義の子供で溢れかえり、
内乱の連続となるということ。
だいたい皇帝の平均寿命が、平均すると30才そこそこしかないそうです。
この宦官制度的血統重視という前提の下に、
中華では湯武放伐であるが、
日本では王室の血統が連続しているというように想像していくと、
万世一系という思想が抽出されてくる。
そういうことでしょう。
従って、基本思想が中華思想のように思えてなりません。
一種のグノーシス現象と言えないことはないかもしれませんが。
しかし、お公家さんは「近親相姦の民」でしょう。
それで天皇家は「本家」、その他大勢は「分家」というわけ。
今でも田舎にいけば、そういう世界が厳然とある。
その程度の話なのではないでしょうか。
明治政府成立時のすり替え話は、ちょっとレベルが違うと思うよ。
お公家さんから見て、大室氏は草莽の民。
土人です。
それが突然天皇になった(とした)ら、お公家さんは気に入らないでしょう。
しかし、江戸時代に幕府にひどい目に合わされてきたのが、
マシな生活をできるようになったので妥協したくらいの話ではないかな?