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(回答先: どうお答えしていいか戸惑うレス:素人の出鱈目憲法談義【学問的論証に耐えない】 投稿者 リーマン 日時 2004 年 2 月 10 日 22:32:57)
リーマンさん、こんにちは。
(ピュロンについてはまた別途答えさせてください)
面白いお話の展開ですね。こういうカウンターがあることが、そして、とりもなおさずアングルの人びとの流儀、ここから、相手に言わせて結論を作ることこと彼らの性分とでもいうべきものではなかろうかなど皮肉なことを思いながら読んでおります。
だからこそ、ドイツ及びフランスの大陸系を選択的に選択していくことはOKだったのではないでしょうか。ターゲット(日本人ですが)が、「ドイツ法が基本になっている」と信じられることは、マネジャー側にしてみれば成功でしょう。
法とはなんぞやなどと言い出すつもりはありませんが、法源をどこに取るかを巡っては、おそらく二つの考えて方があるのだろうと思います。一つは、私たちの中にある、という生活習慣の中での法(のり、規範etc.)以外にはあるはずもないというグループ。もう一つはなんらかの正義の開示によってそれがあり得ると考えてしまうグループ。大陸法系は後者にはとても適したものだろうと思われます。根拠が神学的、移設可能だと言ってもいい。だからこそ、マネージャー側はターゲットが英米系ではなくて、大陸系を選択させるべく行為したといってもいいのではないでしょうか。
学習者の多い社会は、後者を推進するのにとても役に立つ点も忘れられないですね。
もちろんすべて浅学非才の妄想ですが。