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(回答先: 本当は「近代国家」とは魔的憑依物なのか? 投稿者 すみちゃん 日時 2004 年 1 月 10 日 12:31:53)
<「円」にプライドを持つことも、軍艦にプライドを持つことと同じくらい愚行に思えます。
そんなものは破壊しても差し支えありません。
もっと大事なものがあると思う。
(円は要するに紙切れにすぎない)>
私も、「そんなもの破壊して差し支えありません」って思っているクチだということは、これまでの私の投稿から既に了解してもらっているとの前提で。
(日本の「陸海軍」や「軍人精神」は素晴らしい、といってみたりすることは、日本の「円」(経済力)の優秀さってすばらしい、と自画自賛する今の日本人とほとんど同種の精神構造です。その延長線上に日本の未来はない、という認識に早く到達する必要があると思っています。)
私の今の問題意識は、このことを現代の日本人にどう抵抗なく伝えるか・受け入れてもらえるか、ということにあります。
「そんなものにこだわっているから、英米人にテンプラ揚げられちゃうんだよ。」という気持ちを現実の実務の中で、相手(日本人)のプライドを傷つけずに伝えるにはどうしたらよいのでしょうね。(私の不徳の致すところといってしまえばそれまでですが、、、)
理科系研究職とはいえ、まがりなりにも組織に属しているすみちゃんにもこのあたりの悩みはあるんじゃないかと思うんですけれど。(黙っているというのも、アリだとは思っています。)
<戦前の国債と、倒産した軍需企業の株券を持っています。
それから雀の涙の金額の恩給証書もなぜか手元に残っています。
ただの紙切れです。>
やっぱりね。すみちゃんはきっと持っているんじゃないかと思ったんだ。
当時の人々がこれらの「紙切れ」に命をかけていたんだ、と思って眺めれば、いっそう哀れさと滑稽さを実感することができます。