現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用7 > 362.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 司馬遼太郎氏への疑問? 投稿者 すみちゃん 日時 2004 年 1 月 10 日 11:55:07)
<彼は戦後日本の権力にとって不都合なことを書いていないと思います。
意識的に避けて通っている。
時の権力に対して従順だ。
だからビジネスマンに受ける(リーマンさんごめーん。 一時受けてたんでしたね)。>
すみちゃんの「ごめーん」って言葉は、いつもさびが効いてるね。
仰せのとおり、何せ奴隷の鎖を愛するリーマンの1人ですからね、、、。
学生時代、親父の書棚にある司馬等の日本の歴史ものの本をみるたびに、「サラリーマンの定食」みたいで、嫌悪感を感じていました。
ところが自分がサラリーマンになって、女の子のお尻を追っかける気力がなくなってきたと感じた頃に、不思議にこれらの本への抵抗感がなくなっていました。
居酒屋のビールが身体の細胞に一通り染み渡った頃です。
飼いならされて、無意識のうちに、女性でいえば補正下着に身体の贅肉を押し込んでスーツを着るようになったのかもしれません。
司馬は自分のやってきたことが恐ろしくなったので早死にしたのではないか、と疑っています。
少なくとも、自分の敷いた路線が行き詰まることは明確に理解していたでしょう。
今でも評価している部分をあげるとすると、70年代の初期の頃から「土地に狂った日本人は必ず土地に復讐される。」って明確に言っていたことぐらいかな。
但し、死ぬ間際を除いて、このことを主張することをやめてしまった。
PS:西郷も若い頃は、島津斉彬の情報将校(お庭番?とかお庭方?とかいう肩書き)をやっていましたので、スパイ(Intelligence)稼業の勘所は、知っていたと思います。