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(回答先: 力とは人々への説得力かも? 投稿者 すみちゃん 日時 2004 年 1 月 12 日 12:25:36)
「レ・ミゼラブル」は読んでないんですよ。済みません。
勝海舟の言葉や彦根藩、柳川藩が提言した「貿易推進論」とは、基本的に
「貿易を通じて欧米の技術を取り込み、国を近代化せよ」
と言うもので、要するに明治時代の日本がやった富国強兵策の下敷きになっている、と認識
しています。
ぶっちゃけた話、海国兵談での林子平の主張が50年後に具体策として再登場してる訳ですね。
その上で、
「相手がアメリカだろうが中国だろうが、他国と対等に話し合えるだけの力を持て」
と言いたいのです。
その「力」とは、軍事力の場合もあるし、経済力でもいい。
他国から恐れられるほど強くもなく、侮られるほど弱くもない「力」を。
(この部分、菅原かつみ著・マンガ版「銀河英雄伝説」より)
ただ、すみさんを批判しているわけではないのですが、ここに投稿される皆さんの意見
を読んでみると、どれも最初から「あきらめモード」になっているな、と感じていしまい
ます。
誰も知らない、世界の真実はこうだ。
裏ではこんな風に動いている。
だから、今さら自分達が何をやっても無駄なんだ。
自分達は何も出来ないんだ、と。
そうではなく、鎖国時代の日本で、世界の真実と日本の現状を知った坂本龍馬や勝海舟、
吉田松陰等が「こうすればいいじゃないか」と考え、行動したような「覇気」や「志」
を持って欲しい。
今の日本人にはその「覇気」がない。
あっても「自分自身の使い方」が分からなくて空回りしているか、考え過ぎて自分を縛る
結果になっている。
今の日本にとって一番の問題はそこではないか、と思っているのです。