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(回答先: せっかちですね 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 08 日 23:04:13)
あっしらさん
まずお断りしておきますが、「歪んだエリート主義」として私の挙げた項目が具体的な事実を解説したものかどうか、私は説明する義務を負っていません。こういう事があったとしたら「歪んだエリート主義」に該当するだろうな、というたまたま思いついた抽象論を雑談板に書き込んではいけないというルールは、どこにも見あたりませんが。
でもせっかくのご照会なので、上記前提に立って説明します。繰り返しますが何かが着想の根拠となったか否かについては言及はしません。また下記の諸点を「脈絡を踏まえないまま「歪んだエリート主義」として総括すること」、が妥当性を欠いているか否かは、主観的判断・見解の相違としかいいようがありません。
貴方が問題としている項目は下記3点です。
(1) 「人を雑魚と呼ぶ発想、ここから一寸角を曲ると、「虫けら並のイラク人やアフガン人など爆撃してぶち殺してもよい」まではそう遠くはない道のりである。
(2) 特殊学級・精神薄弱児を見下す精神、これの延長上にはナチスドイツによる心身障害者の組織的抹殺がある。
(3) 気にくわない奴を除名しろ、そうすれば復帰してやる。(自分の方があいつよりずっと才能があって貢献してるのだから当然だ、どっちが得か天秤にかけてみろ、と集団に迫る陰湿な奢り、除名が事実上死を意味する場合だってある
まず(1)からいきましょう。
>(前者であれば、雑魚は殺していいと言ったというのなら、
>解説部分は成立するかもしれません
「人を雑魚と呼ぶ発想」は他人を「価値のない存在」として見下す言葉であり、このような思想を敷衍すればいつかは「雑魚(ここではアメリカが明らかに劣った存在として殺戮を憚らない、イラク人・アフガン人を例にとっている)は殺していい」という論法に繋がりかねない危険性を秘めている、という点を指摘したものです。だから「人を雑魚と呼ぶ発想」が即、「虫けら並のイラク人やアフガン人など爆撃してぶち殺してもよい」だとは言っていないでしょう。そこまでたどり着くには「角を曲がった」上で一定の道のりを経るというプロセスが存在することを示唆しています。むろんダイレクトに「雑魚は殺していい」という言葉が発せられていたと仮定するのであれば論外です。でも無造作に他人を「雑魚」と呼べる人がいたとしたらその発想には危険な因子が潜んでいるのではないか、という私の疑念を展開したまでです。要は他人様を「雑魚」などと横柄な言い方で形容することは、基本的に人倫に悖るということを指摘しているのです。
次に(2)です。
>後者であれば、特殊学級・精神薄弱児がそれを見下す脈絡で
>使われているのなら、解説部分は成立する可能性があります)
ここでは私は「特殊学級・精神薄弱児を云々」ではなく、「特殊学級・精神薄弱児を見下す精神」、と明確にいっているので、「脈絡」も、「成立する可能性」も何も議論する意味はなく自明のことです。「特殊学級・精神薄弱児を見下す精神」、は「ナチスドイツによる心身障害者の組織的抹殺」に繋がる邪悪な精神だ、と明確にいっているのです。どこに疑問の余地があるのでしょうか。
つぎに(3)ですね。
>また、「(自分の方があいつよりずっと才能があって貢献してるの
>だから当然だ、どっちが得か天秤にかけてみろ、と集団に迫る」という
>憶測に過ぎない精神分析に基づき「歪んだエリート主義」と裁断するのは
>誤りであるということくらいです
これもこういう事が現実にあったとしたら問題だな、と言っているのです。それは例えば阿修羅のような仮想言論空間で、除名という行為は死刑に等しいから軽々にこれを他の投稿者に課すことを要求することは慎むべきだということで、特にそれが「(自分の方があいつよりずっと才能があって貢献してるのだから当然だ、どっちが得か天秤にかけてみろ、)」というような発想に基づいているものだと仮定したら、陰湿な奢りと「歪んだエリート主義」とでも呼ぶべきものではないか、という疑義を呈しているわけです。誰々の精神分析に基づいているかどうかについては、貴方が勝手にそう想定しているだけなのでコメントのしようがありません。私は具体的なHNも何も言及していないし、それをどう受け取るかは貴方の勝手ですが、私が何を想定してこの文章を書いたかについては、くどいようですが答える義務は負っていません。