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(回答先: 輸血で肺障害、5年間で患者21人…3人は死亡 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 16 日 00:22:12)
厚労省、「献血による健康被害」救済で基準作りへ【読売】献血者全体の約1%とは少なくない数字だ。
http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20040916i206.htm
献血した後にめまいなどの健康被害を訴える人たちについて、厚生労働省は救済制度を創設する方針を固めた。
来週中に専門家による検討会を発足させ、被害認定や見舞金の給付方法などについて、具体的な話し合いを始める。献血後の健康被害は献血者全体の約1%で報告されているが、これまで明確な基準がなく、公平な救済の仕組み作りが求められていた。
日本赤十字社によると、2002年度の献血者約580万人のうち、何らかの健康被害を訴えた人は約6万人に上る。めまいや意識不良、けいれんなどの症状が出るVVR(血管迷走神経反応)と呼ばれる被害が72%を占め、手のしびれや皮下出血などの例も報告されている。過去には献血から数十分後にめまいで転倒し、頭を強打して死亡した人もいたという。
献血血液を輸血された患者には、今年から感染症や他の副作用被害について国の救済制度が始まったが、血液を提供する側の献血者の健康被害に対しては、現在、公的な救済制度がない。日赤では、被害の申告があった場合に、損害保険で医療費を出したり、見舞金を払ったりして対応しているが、統一の基準はなく、最終的に救済するかどうかは各地の血液センターの判断にゆだねられてきた。
検討会では、健康被害の実態を調査し、いかなる場合にどのような救済が適切かを協議する。中立的な立場で被害を認定し、救済金を給付する第三者機関の設置を検討するとしている。厚労省血液対策課は「献血者を守ることが、献血の発展につながる。必要なら法律も改正して、安心して献血してもらえる環境を整えたい」と話している。
[読売新聞社:2004年09月16日 14時51分]