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(回答先: がん治療:「虚偽データで診療」患者家族ら、近畿大教授を告訴へ(毎日新聞) ― 元勤務医が内部告発 投稿者 シジミ 日時 2004 年 8 月 19 日 20:05:24)
保険診療は、医療費の一部を国民保険なり、社会保険が負担する制度で、保険者が認めない治療法にお金が払われない。
逆に、自由診療は、保険者が認めなくても行う事ができ、医療費は保険者から支払われないが、医療側が自由に価格設定でき、患者さえ払えば成立する。が、逆ざやにならない為にも、自然と、価格は高くなる。
混合診療とは、保険診療に、自由診療を兼ねる事を認める制度だ。
以前、混合診療解禁で、自由診療の部分で価格競争が起きて、医療界の弱肉強食、より、資金力のある病院しか生き残れない、巨大資本家に有利な制度と書いたが、自由診療は官の監視下になく、こういう問題も起きやすい。
混合診療下だと、経営が苦しければ、苦し紛れの治療法を編み出して、なんとか、生き残ろうとしようと思うかもしれない。
それはさておき、実際は有効率1%とはなさけない。自分らが開発しておいて、治療効果の算定方法は不明というのも、バカにしている。
だまされない為には、informed consent!「開示された情報に基づく同意」が必要で、
ちゃんと必要な情報を与えてもらって、初めて、治療に同意しなければならない。
現在の病気の病状
治療法の目的・手段・他に選択し得る治療法の有無と内容・この治療法の利点・副作用・今後の最良のシナリオ・最悪のシナリオ・最も予想されるシナリオ(予後ともいう)、、、などである。
特に、聞いたことがない治療法・新薬などの場合は、他に既存の治療法や既存薬で治癒が困難かどうかがポイントとなる。
あっ!情報そのものが偽りだったらダメですね!
そういう時は、他のドクターにセカンド・オピニオンを求めましょう。