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(回答先: がん発症者、厚労省推計の1・3倍(読売新聞) ― 1997年、推計値48万人⇒62万人 投稿者 シジミ 日時 2004 年 7 月 28 日 04:53:32)
一般に癌の原因はまだ正確には不明で、その為、依然、手術する・放射線をかける・抗ガン剤を投与するなどと言う治療は原因療法という訳ではない。使えるかな?と思った医学者が基礎研究で使ってみたら一定の効果があって、効果に比して副作用が悲惨じゃなかったというだけの話。
しかし、臨床医は多少は普段感じるものがあり、疫学調査してみると有意差ありだったりする。タバコを吸うと肺癌・膀胱癌・咽頭癌・喉頭癌などになりやすい。潰瘍を反復する様な人は胃癌になりやすい。緑黄色野菜が少ない人に癌になりやすい等。
同じ組織が発癌するかしないかはどこが違うのか?
癌によらず、病因論的には、外因性要因と内因性要因がある。
カンジダを気管に吸引した−外因性要因
疲労がたまってて免疫反応が低下してた−内因性要因
と、行った具合である。
そこで、社会病因論的に(造語?)検討すると、
発癌における外的要因はここ近年増えてるか?原因不明だからはっきり言えないが、喫煙者は減少、栄養はひょっとすると悪化(多忙で食生活不規則とか家計の悪化とか)?
そう大きな変化はなさそうだ。
ここ近年の内的要因はどうか?
疲れている中高年は明らかに増えていそうな気がする。
癌抑制免疫は一説によるとナチュラル・キラー細胞(NK細胞)が重要な役割を演じるが、笑うと増えるとか、うつになると減るとも言われる。実際うつで自殺するひとは増えており、うつの氷山の一角だろう。
受診抑制・医療費高騰なども影響しているかもしれない。
小生の知見では、ひょっとすると、統計上の不具合だけでなく、発癌者が増えている様な気がするが・・・。
景気が発癌にどう影響するか多変量解析でしらべて尤も有意差が高かった!
などという論文をネイチャーやサイエンスにのせたら、小生も大学に残って教授だったかもしれない。(でも、大学出世コースより、名誉は無くとも気は楽だが・・・)。
小泉政権後と前の発癌者や自殺者の2×2検定ならデータがあればすぐでそうだが、有意差ってなかなか出ないのよね〜。出ても医学界トップに論文審査で蹴られる?