現在地 HOME > 掲示板
> 不安と不健康8 > 136.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 不安と不健康8 > 136.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
(回答先: 鳥インフルエンザ：大量死の鶏舎から優先出荷 ［毎日新聞］ 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 29 日 10:44:35)
あっしらさん、エンセンさん、おはようございます。
「神戸新聞」を覗いてみたら大変なことになってますね。
京都の病気がなぜ兵庫で？といぶかる方もいらっしゃるでしょうが、兵庫の北（但馬）のほうと京都の北（丹波）は県境でつながっており、廃鳥の運送には距離的に近い位置にあるからです。
氷上（ひかみ）地方は私の好きな農村地域で、酪農が盛んで、BSEの影響も覚めやらぬ只中での事件です。
日本一低い分水嶺（１５０メートル）のあるところですが、ちょっと北には江戸幕府の剣術指南役剣豪・浅山一伝斎が修行した場所、独鈷(どっこ)の滝もあります。正月は毎年ここの不動尊に初詣してます。
春日は例の春日の局の出身地（生家は見てませんけど）です。
----------------------------
独鈷(どっこ)の滝
http://hitohaku.jp/rsc/ecology/newpage48.htm
-----------------------------
兵庫で感染拡大か 養鶏業者を行政指導へ
神戸新聞２月２９日
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0229ke16550.html
京都府丹波町の採卵養鶏場の浅田農産（本社・姫路市）船井農場の鳥インフルエンザが、兵庫県多可郡八千代町の食肉処理場「アリノベ」にも広がった問題で二十八日、同農場から同処理場に出荷された鶏五羽に続き、岡山県から同処理場へ持ち込まれた鶏からも新たに陽性反応が出た。兵庫県は感染拡大を招いたとして浅田農産を行政指導する意向。移動自粛などで被害を受けた農家に対しては、救済策を講じる方針を明らかにした。
兵庫県によると、アリノベで新たに陽性反応が出たのは、二十六、二十七日に岡山県内の農場から運ばれた鶏。十羽をサンプル調査し、すべて陽性だった。
アリノベには、二十五、二十六日、船井農場から約九千九百羽が納入された。卵を産まなくなった食肉用で、ほぼすべてを処理。一部をハム、ソーセージ用などとして兵庫県内外十五カ所の加工施設に出荷したという。処理されていなかった生きた鶏十六羽のうち五羽の検査で、すでに陽性反応を検出。いずれも一般消費者には流通していないとしている。
県は岡山の鶏について「二十六日に接触、感染した可能性が高いが、感染源は分からない」としている。
アリノベでの陽性反応を受け、移動自粛を要請した半径三十キロ圏内に位置する市町のうち、養鶏農家があるのは八市二十三町。対象区域の養鶏農家は兵庫県内で最大百三十九戸、飼育の鶏は約四百万羽となり、県内の四割を超えた。対象農家への立ち入り調査は農家数把握が遅れ、三月一日以降に延期する。
船井農場から八千代町の処理場までの輸送は、国道１７３号で篠山市に入り、氷上郡山南町、多可郡中町を通過し、八千代町へ運ばれた。経路の消毒について兵庫県は、発生場所が京都でもあり消極的姿勢を示した。
一方、農水省は二十八日、アリノベを対象にした卵などの移動制限を行う必要はない、とした。しかし兵庫県は「社会不安も大きく、感染が最終的に確認されれば、制限を行う」としている。
県は、アリノベに残る生きた鶏約七千羽は二十九日に処分し、最終的には埋める予定。
移動自粛や風評被害を受けた農家の救済策は、一月に鳥インフルエンザが発生した山口県が農家の損失に対し、国と県が半額ずつ補てんする方針を示している。兵庫県も実態などを調べ、検討するという。
| HOME |
・兵庫で感染拡大か 養鶏業者を行政指導へ
… ３市４町の３９戸移動制限
… 不安現実、感染の連鎖 八千代町の処理場会見
… 養鶏“立県”を直撃 「圏内」通告に肩落とし
… 卵調達に限界も 県内の小売店
… 肉や卵食べて感染例はない
… 【北播】「信頼関係傷つけた」
… …学校給食メニューも変更 加美町
… 【東播】出荷自粛に落胆と怒り
… 【姫路】利益優先に怒りと衝撃
… …消費者から相談殺到
… 【丹波】養鶏業関係者ら緊急会合
… 【神戸】「３０キロ圏の不安」現実に
… 【三田】消費者は比較的冷静
… 【三木】表情曇らせ「生活揺らぐ」
… 【但馬】コウノトリも避難 豊岡・郷公園
… …「まさかこんな近くまで」 朝来町内の養鶏農家
… 【淡路】じわり不安、困惑の業者
----------------------------------------
いよいよ兵庫県に鳥インフルエンザ汚染が拡大してきた。
鶏卵を手に触れてよいかさえわからない。
わたしは即席ラーメンやうどん（関西風です）に生卵を落として食べる習慣があるからなんとなく黄身が悪い。
黄身恋しという歌があったが、あれは卵の白身の恋の歌だったか。
これからは卵が市場で消えるのだろうか。もちろん鶏肉も。
浅田農産というところは京都大阪から兵庫まで多くの大小の量販店に鶏卵を廉価で納入していた業者と聞きます。わが地域でも連日どこかのスーパーで鶏卵が１パック１００円で出回っていました。噂によると鶏卵納入戦争はきわめて熾烈で、１社が新規取引のスーパーではじめは数ヶ月無料納品、これができるのが浅田農産なわけ。すると他の業者は大量に鶏卵が余る。毎日産むのだから処理に困る。それで京都では半年前の鶏卵を扱っていたというのが告発されることになった。
こんな感じでどうも関西の養鶏場では生産・処理・販売にいたるまで過度の競争が行われており、それが衛生面の管理や発病した場合の対応の遅れを生み出し、気がついたときにはインフルエンザの大量発生を導いたというわけだ。
小規模業者は倒産、駆逐され、大規模業者（やりくりは火の車）もやがて倒産と見られていたが、この発病で倒産は火を見るより明らかな形勢。栄枯盛衰とはいえ、むごい。
それにしても業者は消費者のことなど、行政も含めて考えてない。
保健所や農水部なんて、業者優先だから、すでにわれわれの胃袋に入ってしまったものが「安心だ」などとなぜいえるのか。
BSEとて然り。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。