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【ワシントン=吉田透】米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン議長は24日、上院公聴会で証言し、米政府が事実上の信用保証を与えている米住宅金融公社について「このまま負債が増え続けると米金融システムを脅かしかねない」と警告した。住宅公社は主に社債発行で資金調達しているが、グリーンスパン議長は公社の負債の上限を法律で定めるべきだと議会に勧告した。
議長が特に問題視しているのは最大手の米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と第2位の米連邦住宅貸付抵抗公社(フレディマック)の負債。これらの公社は中小金融機関などから住宅ローン債権を買い上げたり、これらの債券に信用保証したりすることで、住宅市場にマネーを供給する重要な役割を持つ。
米住宅公社の社債発行残高は最新統計で2兆5000億ドル(約270兆円)。これに加えファニーメイとフレディマックの両公社は、住宅ローンが焦げ付いた場合に支払いを求められる住宅ローン担保証券(MBS)の信用保証を昨年末時点で2兆5000億ドル供与している。 (11:59)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040225AT2M2500M25022004.html