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イッシングECB理事:ユーロ高はインフレ抑制に効果-独紙(2) (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=10bloombergto2367468&cat=10
(イッシング理事のコメントを第2段落以降に付け加えました)
【記者:Heather Harris】 2月10日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のチーフ・エコノミスト、オトマー・イッシング理事は10日付の独紙、南ドイツ新聞とのインタビューで、ユーロ高が低インフレ見通しの改善につながっていると述べたほか、各国中央銀行が為替相場に影響を与えようとして短期的な行動に出るのは意味がないとの見方を示した。
イッシング理事は同インタビューで、「ユーロ高が輸入物価を引き下げるため、物価動向見通しは改善している」と述べ、「われわれができる最善の貢献はインフレなき成長を実現することだ。短期的に火を放っても意味はない」と語った。
米国の財政・経常赤字については、いつまでアジア各国の中央銀行が資金流入によって支え続けるのか「疑問」だと述べたうえ、「長期的には、投資家らは自らの投資にリスクの上乗せを望むのかどうか自問自答することになろう」との見通しを示した。
(南ドイツ新聞 2月10日 25面)(南ドイツ新聞のウェブサイト {SDZT}
原題:ECB's Issing Says Euro Gains Curb Inflation, Sueddeutsche Says(抜粋)
[ 2004年2月10日20時9分 ]